手作りで結婚指輪を作成する魅力の一つは、自由に作成できること。
せっかく手作りをするのなら、世界にただ一つのおしゃれな結婚指輪に仕上げたいですよね。

けれど、あなたにとっては初めての結婚指輪作り。
おしゃれな結婚指輪に仕上げることができるか、心配するのは当然のことです。
今回は、そんな不安を抱えるあなたのために、結婚指輪を可愛い系とクール系に分けて、それぞれおしゃれにそして安心して仕上げるためのコツを紹介していきます。

どちらのタイプがあなたに合うのか、その選び方についても詳しく解説していますので、これを読めば、自分にぴったりのおしゃれな結婚指輪を作る事ができますよ。

可愛い系？クール系？自分に似合う結婚指輪のタイプを知ろう

結婚指輪は、華奢で柔らかい印象の可愛い系、洗練された印象のクール系の2つのタイプに分けることが出来ます。

そのどちらのタイプにも、おしゃれで魅力的な結婚指輪は沢山あります。
けれど、どんなにおしゃれな結婚指輪でも、自分に似合うタイプを選ばなければ、おしゃれに着けることは出来ません。

自分の好みがはっきりしている人は、好きなタイプを選ぶことをおすすめします。
ですが、好みがはっきりしない、どちらが似合うか分からない人は、それぞれのタイプの特徴を知ることで、自分に合うタイプを選ぶことが出来ます。
まず、可愛い系を見ていきましょう。

このタイプは、男女問わず女性的な柔らかい印象を持つ人が似合います。
具体的には、小柄な人、実年齢より若く見える人などです。
また柔らかい印象という点に注目するならば、ふくよかなタイプの人や、ボディラインが曲線的な人も含まれます。

結婚指輪ですので、手の形にも注目してください。
手全体が小さい、関節が目立たない、手がふっくらしている、こういった手の方も可愛い系がおすすめです。

次に、クール系が似合う人について考えて見ましょう。
クール系が似合うのは、男性的で大人びた雰囲気を持つ人です。
体型で言うなら、背が高い人、骨格がはっきりした人、大柄な人はクール系が似合います。

手の形では、手が大きい、指が長い、指の関節が目立つなど、硬い印象を与える手の人は、クール系がおすすめと言えます。
また体型や手の形以外にも、普段の自分のファッションを参考にすると、自分のタイプを知ることが出来ますよ。

【可愛い×おしゃれ】柔らかなフォルムの結婚指輪がおすすめ

可愛い系のおしゃれな結婚指輪を作るには、柔らかなフォルムを意識しましょう。
まず、指輪の基本的な形は、丸みがある甲丸がおすすめです。
ウェーブやカーブなど曲線を取り入れた形を取り入れると、より柔らかな印象に仕上がります。

幅は、華奢な細めのタイプも良いですが、幅が広くてもデザインに丸みがあれば可愛らしさは損なわれません。
他にも、繊細な模様のミル打ち加工を追加したり、表面をマット仕上げにしたりしても柔らかなイメージになります。
また、結婚指輪の素材にも注目しましょう。

プラチナやホワイトゴールドと言ったシルバーカラーの素材の場合は、細めにすると可愛らしい指輪に仕上がります。

ゴールドカラーの場合は、幅があっても柔らかな印象を与えてくれます。
特にピンクゴールドは、女性的で柔らかな印象の結婚指輪には最適な素材です。
可愛らしい結婚指輪を作成する場合は、「曲線」「柔らかい」を意識して選ぶとおしゃれな指輪に仕上がりますよ。

では次に、可愛い系のおしゃれな結婚指輪の参考作品を、aigisの作品集の中からご紹介いたします。

nature ナトゥーラ【自然】は、柔らかな曲線が魅力のデザインです。
指に沿うカーブが、手元にやさしい印象を与えてくれます。

オーダーメイド結婚指輪【丸線】は、華奢なゴールドカラーの結婚指輪。
丸みのあるラインが自然と指に馴染み、可愛らしさと美しさが共存しています。

こちらは、お客様がワックスコースで手作りされた結婚指輪です。
ホワイトゴールドをシャンパンカラーに仕立てたことで、優しい印象を与えてくれます。
更に、真ん中のラインがポイントとなり、おしゃれなオリジナルリングに仕上がっていま
すね。

【クール×おしゃれ】直線的なデザインで洗練された大人の手元に

クール系のおしゃれな結婚指輪を作る場合は、直線的な印象のデザインを選びましょう。
基本的な形は、指輪表面が平らに仕上がる「平打ち」がおすすめです。
また、V字や平面のあるシャープなデザインも、クールな仕上がりになりやすいです。
指輪の幅は細い程直線的になりますが、平打ちの場合は幅があるリングでも直線が強調されるので、クールな印象に仕上がります。

素材の色は、プラチナやホワイトゴールドといったシルバーカラーがおすすめ。
外観にオリジナリティを加えたい場合は、貴金属の色を変更するのではなく、表面に槌目を入れたりミルキーウェイ加工を加えたりして、質感を変えると良いですよ。またクール系で特に意識したいのは、シンプルであることです。

クール系おしゃれを目指す場合は、色々な加工方法を詰め込み複雑なデザインにするのではなく、的を絞ってシンプルに仕上げましょう。

余計なものを削ぎ落す程、結婚指輪が洗練されたクールな印象になります。
つまり、クール系のおしゃれな結婚指輪を作成する場合は、「直線」「シンプル」を意識することが重要なのです。
では、クール系のおしゃれな結婚指輪の参考作品を、aigisの作品集の中からご紹介いたします。

univers ユニヴェール【宇宙】は、面を利用したシャープなデザインの結婚指輪です。
スッキリとした形ですので、上品な大人の輝きを感じることが出来ます。

こちらは、表面に市松模様を施した結婚指輪です。
個性的な和柄の結婚指輪ではありますが、シルバーカラーに模様を施すことで、クールな印象に仕上がっています。

こちらは、お客様が手作りされた結婚指輪。
平打ちの指輪の中央部分に入れたまっすぐのラインは、洗練された印象を与えます。
更に掘り下げた部分を艶消し加工することでラインが強調され、クールな結婚指輪に仕上がっています。

おしゃれな結婚指輪に仕上げるにはテーマを絞ることも重要

それぞれの結婚指輪デザイン案を見てきましたが、おしゃれな結婚指輪に仕上げるためには、もう一つ重要なことがあります。
それは、テーマを絞る事です。

結婚指輪のデザインを決める際、様々な要素を詰め込み過ぎると、全体のまとまりが無くなりおしゃれな仕上がりになりません。
先程紹介したデザインであれば、あなたの好きな要素を2つ程度に絞って取り入れることで、バランスが取れたおしゃれな結婚指輪に仕上げることが出来ます。

例えば、可愛い系の場合は、
・甲丸にウェーブを入れる
・ピンクゴールドにミル打ちを入れる
クール系の場合であれば、
・平打ちにミルキーウェイ加工を施す
このように取り入れる要素を絞ることで、デザインのバランスがとりやすくなります。
特にクール系の場合は、あまり欲張るとおしゃれな仕上がりになりませんよ。
おしゃれな結婚指輪にするためには、要素を詰め込み過ぎないことも重要です。

パートナーとタイプが異なる場合は結婚指輪に共通点を作る

ここまで、可愛い系とクール系に分けて最適なデザインを見てきました。
ですが、結婚指輪はペアで着ける指輪。

パートナーとあなたで、似合う指輪タイプが異なる場合はどうすれば良いのでしょうか。
２人のタイプが異なる場合は、無理やりどちらかのタイプに絞る必要はありません。
２本の結婚指輪に共通点を作り、それ以外の部分で自分のタイプに合わせれば、２人が共に自分に似合うおしゃれな結婚指輪を手にすることが出来ます。

共通点を作る場合は、貴金属の種類もしくは「甲丸・平打ち」といった基本的な外形を揃えるのがおすすめです。

表面仕上げを統一するだけでは、ペア感を出すことが難しいです。
また、それ以外のデザインに共通性を持たせてしまうと、指輪の印象が大きく制限されてしまいます。

ところが、貴金属種類や基本的外形であれば、他のデザイン要素との組み合わせで可愛くすることもクールにすることも可能なのです。
結婚指輪と言っても、必ず全く同じデザインの指輪を作成する必要はありません。
重要なことは、互いに最も自分に似合う指輪を選ぶことです。

自分のタイプを知りおしゃれな結婚指輪を手に入れよう

手作り結婚指輪は、自分で自由にデザインできることが最大の魅力です。
けれど、デザインに悩んでしまったり、おしゃれな結婚指輪に仕上げることが難しくなったりする場合もあります。

そんな時は、まずはあなた自身に似合う指輪のタイプを知ることが重要です。
今回は、可愛い系とクール系に大別して、デザインの特徴を見てきました。
可愛い系が似合う人は、柔らかい印象を持った人。

結婚指輪のデザインも、曲線や柔らかいをテーマにすると良いです。
クール系が似合うのは、落ち着いた印象を持った人。

結婚指輪は、直線的でシンプルさを出すのがおすすめです。
また、どちらのタイプであっても、デザインの詰め込み過ぎは良くありません。
おしゃれな結婚指輪に仕上げるためには、特徴を絞ることも重要となります。
生涯使う大切な結婚指輪。

満足いくおしゃれな一本を、あなたもaigisで一緒に作成しましょう。