手作り指輪コラム

プロに聞いてみた!指輪のサイズ直し ~知っておきたい注意点~

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あけましておめでとうございます
昨年はたくさんのご来店ありがとうございました
今年もみなさまのご来店を心よりお待ちしております

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さて、今回のブログは結婚指輪と関係の深い「サイズ直し」の方法についてご紹介いたします。
結婚指輪は何十年と長い間ずっと着けていくものですから、指のサイズが変わって指輪のサイズ直しをされる方も多いと思います。
では、指輪のサイズはどのようにして直しているか、ご存知でしょうか?

切断・溶接によるサイズ直し

もっともよく用いられるサイズ直しの方法です。

  • ①まず、指輪の宝石や装飾・刻印がない部分を糸ノコなどで切ります。
  • ②宝石が付いている指輪は、宝石が割れてしまうことがあるので、場合によっては外します。
  • ③指輪のサイズを大きくする場合は切断した部分に素材を足します。
    反対にサイズを小さくする場合は切断した部分の素材を切り取ります。
  • ④指輪の大きさが決まったら、切断面を指輪本体よりも低い温度で溶ける合金(ロウ材)をバーナーで溶かして溶接する「ロウ付け」という方法で溶接します。
    火を当てられない指輪の場合はレーザー溶接機を使って溶接する場合もあります。
  • ⑤最後に、全体を磨きあげればサイズ直しが完了です。
ロウ付け

ロウ付け

切断せずにサイズを直す方法

切断や火を当てることができない指輪、新素材であるチタンやジルコニウムなどの溶接が難しい指輪の場合は指輪全体、もしくは部分的に叩いて伸ばす方法もあります。ただし、伸ばした分素材が薄くなるので、ほんの少しサイズを大きくする場合に用いられます。
また、内側の刻印が潰れることもあるので注意が必要です。
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サイズ直しが難しいデザイン

リング全体に柄彫りやテクスチャが入っている指輪や、ダイヤモンドが1周ぐるりと留ったエタニティリング、プラチナと金などの異素材を組み合わせたコンビネーションリングは、サイズ直しが難しかったり、柄が途切れたりしてデザインが変わってしまうためサイズ直しができない場合もあります。
後々のサイズ直しのことを考えるなら、柄彫りの間を少し開けておく・ダイヤモンドを1周留めたフルエタニティではなく半周ほど留めたハーフエタニティにしておくなどの対策をおすすめします。
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おわりに

いかがでしたでしょうか?
簡単そうですが、指輪のサイズ直しは意外と奥が深いです。
サイズ直しをする職人の腕によって仕上がりも変わってきます。
AIGISの工房には国家資格である一級貴金属装身具製作技能士の資格を持った職人がおりますので、ご購入後のメンテナンスも安心してお任せいただけます。
 
また当店では、結婚指輪のデザイン相談時に、のちのちのサイズ直しの注意点などもご案内させていただいております。
お気軽にご来店・ご予約くださいね(^O^)お待ちしております。

 
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