100均で買える・指輪がゆるい時にサイズ調整するアイテム5選
100均で買える・指輪がゆるい時にサイズ調整するアイテム5選
「指輪がゆるくなってしまったので、費用をかけずに応急処置したい」
「100均で買えるものを使って、自力でサイズ調整できる?」
大切な指輪がゆるくなってしまうと、いつか紛失してしまいそうで心配になりますよね。
できれば100均で安く手に入る道具を使って、手軽に応急処置したいものです。
今回は、指輪がゆるくなったとお悩みの方に向け、「100均で買えるもので指輪をサイズ調整する方法」を5つご紹介いたします。
指輪がゆるい時に100均グッズでサイズ調整できる?
ゆるい指輪を自力でサイズ調整するには、市販の専用アイテムを使うのが最も簡単です。
しかし、近頃では、専用アイテムを購入しなくても、100均で買えるもので代用することもできます。
100均グッズでゆるくなった指輪のサイズ調整を行うなら、主に次の3つのポイントをカバーできるアイテムを探しましょう。
- 指輪と指の間のすき間を埋める
- 指輪の滑り止めができる
- 指輪の落下を防止する
①指輪と指の間のすき間を埋める
1つ目は、指輪と指の間のすき間を埋められるアイテムです。
指輪と指の間のすき間を埋めるには、「ピタリング」や「リングシール」など、柔らか目で指輪の形に沿って折り曲げやすい素材のものが挙げられます。
指輪と指の間のすき間に挟み込み、長時間付けていても指に負担がかかりにくいアイテムを探しましょう。
②指輪の滑り止めができる
2つ目は、指輪の滑り止めができるアイテムです。
指輪の内側に簡単なコーティングを行えば、指輪の裏側に厚みがでて、滑り止め効果が期待できます。
コーティングは、指輪と指の間に異物を挟みたくない方におすすめの対策です。
③指輪の落下を防止する
3つ目は、指輪自体を落ちないようにするアイテムです。
例えば、ゆるくなった指輪の上からもう1つ別の指輪を重ねれば、指輪の抜け落ちを防ぐストッパーの役割を果たしてくれます。
指輪に何かを塗ったり、器具をはさみたくない場合は、別の指輪を購入して、ゆるくなった指輪に重ね付けしてみましょう。
100均で買える指輪サイズ調整アイテム①スプリングストラップ
DAISO
「スプリングストラップ」は、市販の「リングアジャスター」の代用品になります。
「スプリングストラップ」は、指輪と指のすき間を埋めることもできますし、指輪の落下防止にも最適です。
まず、「スプリングストラップ」を袋から出し、プラスチックの留め具をほどきます。
次に留め具が付いていた方のシルバー金具をハサミでチョン切ります。
金具を切った方のストラップを、指輪の内側からくるくると巻き付けていきましょう。
指輪全体の1/4~1/5ほどまでストラップを巻き付けたら、残ったストラップをハサミでカット。
実験に使った指輪は元々ジャストサイズですが、「スプリングストラップ」を巻き付けると、画像のように、キュウキュウのきつめサイズになりました。
表側から見ると、ストラップを巻いていることがわかりにくく、指輪をぴったり固定することもできます。
指輪がかなりゆるゆるの場合は多めに、ややゆるい程度なら少なめに、巻き付けるストラップの量を調整してくださいね。
100均で買える指輪サイズ調整アイテム②ジェルインソール
DAISO
「ジェルインソール」は、指輪と指のすき間を埋める「ピタリング」の代用品になります。
「ジェルインソール」はポリウレタン製の靴ずれ防止用シールなので、柔らかい感触で、指に負担がかかりません。
まず、「ジェルインソール」を袋から出します。
台紙から「ジェルインソール」を1個剝がします。
指輪の幅に合わせて「ジェルインソール」をハサミでカット。
カットした「ジェルインソール」をクイっと折り曲げ、両面テープを剝がします。
指輪の内側に両面テープの粘着面をくっつけながらはめていきます。
だいたい指輪全体の1/3~1/2程度の長さに調整し、貼り付けましょう。
「ジェルインソール」をくっつけたら、ゆっくりと指にはめていきます。
最初は粘着面が剝がれやすく、なかなかうまくいきづらいのですが、何度かトライすると、指にも負担がかかりにくく、きれいに指輪を固定することができます。
100均で買える指輪サイズ調整アイテム③おゆプラ
「おゆプラ」も、指輪と指のすき間を埋める「ピタリング」の代用品になります。
DAISO
「おゆプラ」とは、お湯に付けると柔らかくなり、冷やすと固まるプラスチック製の粘土です。
ダイソー、キャンドウ、セリアなど、主要な100均で取り扱いがあります。(※店舗によって名称が異なります。)
まず、「おゆプラ」を袋から出します。
指輪の幅に合わせて、「おゆプラ」を小さ目にハサミでカット。
次に「おゆプラ」を柔らかくするためのお湯を用意します。
90~100℃前後の熱めのお湯をボウルに入れ、カットした「おゆプラ」を投入。
約3分ほど熱湯に付けると、「おゆプラ」がフニャフニャになります。
ヤケドしないようにお箸などで取り出しましょう。
フニャフニャになった「おゆプラ」をビヨ~ンと伸ばし、指輪の内側にはめ込んでいきます。
指輪の内側に「おゆプラ」をはめ込んだら、次に冷水で冷却。
すると、「おゆプラ」が固まります。
「おゆプラ」を固めると、指輪からはみ出してしまうことがありますので、はみ出した部分を適度にハサミか、ペンチでカット。
「おゆプラ」がズレないよう、ゆっくりと指輪にはめていきましょう。
ただ、筆者が実験してみたところ、「おゆプラ」を使った指輪のサイズ調整は、あまりおすすめできません。
冷水で固めても「おゆプラ」がズレてしまい、指輪をきちんと固定できないので、不器用さん(筆者も含め)にはやや難度が高いからです。
同じ100均グッズを使って指輪と指のすき間を手っ取り早くなら、「①スプリングストラップ」か、「②ジェルインソール」をお試しください。
100均で買える指輪サイズ調整アイテム④マニキュア
器具を使わず、指輪のコーティングをするなら、100均でも手に入る「マニキュア」を使う方法もあります。
DAISO
無色透明の「マニキュア」(※トップコートでもOK)を指輪の内側に塗ることで、適度な厚みが出て、滑り止め防止になります。
ただし、「マニキュア」は、汗や皮脂に反応しやすいので、取り扱いには十分に注意しなければなりません。
使い方を間違えると、変色や劣化の恐れもあるため、とくに高価な指輪へ使用するのは避けるようにしましょう。
100均で買える指輪サイズ調整アイテム⑤リングセット
100均で買える「リングセット」は、指輪の重ね付けに活用できます。
ダイソーでは、様々な色、形の指輪が4個セット100円で購入でき、店舗によってはサイズが選べるアイテムも販売されています。
ゆるくなった指輪の色、形状、サイズに合ったリングセットを選び、2つの指輪を重ね付けして使いましょう。
100均は応急処置!指輪がゆるくなったら専門店に相談しよう
指輪がゆるくなってしまったら、やはり専門店などのプロにサイズ直しを頼むことがベストです。
本記事でご紹介した100均グッズを使った方法は、手軽で安く対策できますが、あくまで「応急処置」であることを忘れてはなりません。
100均グッズを使って無理に対策しても、見た目が美しくありませんし、指への負担や、大切な指輪を変色させたり、劣化のリスクもあります。
ゆるくなった指輪のサイズ調整は、購入店舗でなくても、リフォーム専門店や宝石・時計店なら数千円程度~依頼することが可能です。
まずは、お近くの店舗に指輪を持ち込み、気軽にサイズ調整費用の見積をお願いしてみましょう。
指輪サイズ直しをプロに任せた場合の平均的な相場については、こちらの記事にもまとめていますので、合わせてご覧ください。
指輪サイズ直しをプロに任せた時の料金相場まとめ 安価・安全な方法を解説
まとめ
今回は、100均グッズを使ってゆるくなった指輪のサイズ調整する方法をご紹介させて頂きました。
まとめますと、ゆるい指輪のサイズ調整には、次の3つのポイントをカバーできるアイテムを探すことです。
- 指輪と指の間のすき間を埋める
- 指輪の滑り止めができる
- 指輪の落下を防止する
指輪のサイズ調整には、市販の専用アイテムがたくさん発売されていますが、本記事内でご紹介した100均グッズで代用することもできます。
ただし、100均グッズを使った指輪のサイズ調整は、あくまで応急処置であり、長期的な対応策としてはおすすめできません。
大切な指輪をきちんと使い続けたいのであれば、必ず専門店などのプロにサイズ調整を依頼するようにしましょう。