結婚指輪は手作り?ブランド?迷ったときに知っておきたい選び方ガイド

金親直樹

金親直樹

結婚指輪は手作り?ブランド?迷ったときに知っておきたい選び方ガイド

結婚指輪を作りたいけれど、手作りと既製品のどちらがいいか迷う……こんな方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、手作りと既製品の違いを整理し、結婚指輪を手作りするメリット・デメリットや失敗しないお店(工房)の選び方を解説します。

このコラムを最後までお読みいただければ、「お二人にぴったりな結婚指輪は、手作りと既製品のどちらか」を判断しやすくなるはずです。

目次 [隠す]

結婚指輪は「手作り」と「ブランド既製品」どっちを選ぶべき?違いをわかりやすく解説

結婚指輪には、大きく分けて「手作り」と「ブランド既製品」の2つの選択肢があります。

どちらも素敵な指輪が手に入りますが、費用やデザイン、制作の流れなどに違いがあり、選び方に悩む方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、「手作り」と「ブランド既製品」それぞれの特徴や違いを整理しながら、指輪選びのヒントとなる情報をお届けします。

お二人の理想に合った結婚指輪を選ぶために、ぜひ参考にしてください。

 

手作り結婚指輪とブランド既製品の違い|選び方のポイント

手作り指輪のバリエーション

手作り結婚指輪と既成品を比べると、「価格」「デザインの選択肢」「制作の流れ」などの違いがあります。

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

 

違い① 平均的な価格は?コスパで比べる手作りとブランド

手作り結婚指輪と既成品の違いの一つ目は「平均的な価格」です。

一般的に、既製品の結婚指輪よりも「手作り結婚指輪のほうが価格が割安」といわれますが、具体的にどれくらいの差があるのでしょうか。

リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査(2020年・首都圏)」によると、既製品の結婚指輪の購入金額の平均は28万円(お二人分)

これに対して手作り結婚指輪の一例では、AIGIS(アイギス)の結婚指輪の費用*は次のようになっています。
*2025年4月時点

コース 費用の目安(お二人分)
鋳造(たんぞう)コース 10万6,000円〜
ワックスコース 20万円〜
オーダーメイドコース 20万円〜

*それぞれのコースについて、詳しくはAIGIS公式サイト:手作り結婚指輪をご覧ください。

これら手作り結婚指輪の費用と既製品の費用を比べると、もっとも安い「鋳造(たんぞう)コース」で17万円程度、一番高い「オーダーメイドコース」で8万円程度も手作りのほうが割安です。

既製品の結婚指輪が割高な理由は、販売スタッフの人件費や高い広告費などが価格に含まれているからです。

もちろん、手作り結婚指輪の費用が割安といっても、お店によって価格設定が変わってくるため、いくつかのお店の費用を比べてみましょう。

ただし、費用の安さだけでなく、サービスの中身や信頼感(歴史や口コミなど)とのバランスが大切です。

 

違い② デザインの自由度|オリジナル感を求めるなら手作り?

手作り結婚指輪と既成品の違いの二つ目は「デザインの自由度」です。

言うまでもなく、自由度が高いのは手作り結婚指輪です。

お二人で対話しながらイメージを広げたり、デザイナーや職人に相談しながらイメージを膨らませたりすることで、「世界でひとつだけのオリジナルデザイン」に仕上げられます。

 

一方、既成品の結婚指輪では「たくさんのデザインパターンから選べること」を強調するサービスも多いですが、いくら選択肢が多くても既製品には必ず「これはできない」という制約があります。

その結果、「本当はこうしたかったのに……」と後悔することもあります。

 

とはいえ、一口に「手作り結婚指輪」といっても、選ぶお店によってデザインの方向性が変わってきます。

おすすめしたいのは、いくつかのコースを用意している手作り結婚指輪のお店です。

これならお二人の好みに合ったデザインの方向性を選びやすいでしょう。

 

たとえば、手作り指輪の専門店AIGIS(アイギス)の場合、以下のような三つのコースを用意しています。

コース 内容
1.鋳造(たんぞう)コース 金属を熱したり叩いたりして作る
2.ワックスコース 指輪の原型に金属を流して作る
3.オーダーメイドコース 熟練職人がお二人のご要望を伺いながら作る

*それぞれのコースについて、詳しくはAIGIS公式サイト:手作り結婚指輪をご覧ください。

 

違い③ 指輪ができるまでの制作の流れを比較

手作り結婚指輪と既成品の違いの三つ目は「制作の流れ」です。

既製品の結婚指輪を作る流れは、たくさんのサンプルから選んで、サイズ調整をするというものです。

「指輪を作る」というよりも「指輪を選ぶ作業」というニュアンスが強いでしょう。

 

これに対して、手作り結婚指輪を作る流れは、「お二人の想いを形にしていく対話」です。

どんな素材や形が自分たちらしいかを話し合い、それを丁寧に形にしていきます。

 

同じ結婚指輪作りでも、手作りと既製品ではコンセプトが違うため、このコラムの後半を参考にしながら、お二人に合うのはどちらかを話し合いましょう。

どんな方法で手作りするか悩んでいる方は、結婚指輪の「手作りキット」と「工房制作」のメリット・デメリットを徹底比較もあわせてご覧ください。

 

  AIGISの手作り結婚指輪 詳細はこちら

結婚指輪を手作りするメリット・デメリットとは?

結婚指輪を手作りするかどうかは、メリットだけでなく、デメリットも知ったうえで決めることが大事です。

メリット、デメリットの両方を確かめていきましょう。

手作り結婚指輪のメリット|価格・思い出・オリジナルデザイン

メリット1. 世界でひとつのオリジナルデザインにできる

既製品の結婚指輪は、それがいくらお気に入りでも、世の中に同じ指輪が存在しています。

しかし、手作りの結婚指輪は、まったく同じものが存在しないオリジナルです。

 

結婚指輪は、お二人の絆を形にしたもの。

手作り結婚指輪はそれにふさわしいものといえるでしょう。

 

メリット2. 一生の思い出が増える

先ほど触れたように、既製品の結婚指輪を作る流れは「選ぶ作業」、手作り結婚指輪を作る流れは「お二人の想いを形にしていく対話」です。

手作り結婚指輪を作ることで、一生の思い出がひとつ増えます。

結婚指輪を眺めながら、その思い出を振り返る時間も愛おしいものになるはずです。

 

メリット3. 指輪の費用を抑えられる

この記事の冒頭で見てきたように、同じ結婚指輪でも手作りと既製品では、価格に差がありました。

手作り結婚指輪を選ぶことで浮いたお金は、たとえば「新婚旅行に使う」「新居の家具を買う」「今後の生活費のために貯める」などに活用できます。

 

メリット4. その日うちに持ち帰られる

一般的な手作り結婚指輪は、作ったその日のうちに持ち帰れるのも魅力です。

既製品の場合は、サンプルを選んでサイズ調整をするだけですが、注文から受け取りまでに期間を要します。

ただし、手作り結婚指輪でも、オーダーや加工の内容によっては当日受け取りができないケースもあるため、お店に事前に確認しておくのが無難です。

 

手作り結婚指輪のデメリット|時間や仕上がりイメージに注意

デメリット1. 手作りなので手間と時間がかかる

手作り結婚指輪は、既製品よりも手間と時間がかかるものです。

この部分が「面倒なことが嫌い」「時間をつくるのが難しい」と考える方には、デメリットに感じられるかもしれません。

 

なお、手作り結婚指輪が完成するまでの時間の目安は、お店やコースによって違います。

なるべく手間をかけたくない方は、拘束時間が短いコースを選ぶ手もあるでしょう。

 

たとえば、手作り指輪の専門店AIGIS(アイギス)の場合、以下の時間が目安です。

コース 完成までの時間の目安
鋳造(たんぞう)コース 制作時間 2時間半から3時間
ワックスコース 制作時間 3時間から4時間 完成までに4〜6週間
オーダーメイドコース デザイナーとの相談期間3〜4時間
ワックス状態での確認(2週間)
確認後完成までに(4〜6週間)計5〜8週間
*当日受け取られないケースもあります。

*それぞれのコースについて、詳しくはAIGIS公式サイト:手作り結婚指輪をご覧ください。

 

デメリット2. デザインの自由度が高くて迷う

手作り結婚指輪のデザインはオリジナルなので、無数の選択肢があります。

その分、迷いやすい面があり、この部分をデメリットと感じる人もいるようです。

とはいえ、サンプルを参考にしたり、ジュエリーデザイナーにアドバイスを受けたりするなかで、徐々にイメージが固まっていくのが普通なので、この部分はあまり心配しなくてもよいかもしれません。

 

デメリット3. イメージと違う仕上がりになることもある

手作りである以上、「イメージしていた結婚指輪にならなかった!」という結果になる可能性もゼロではありません。

この点で不安な人は、ジュエリーデザイナーや職人と一緒に結婚指輪を作りあげるコースを用意したお店を選ぶとよいでしょう。

 

ちなみに、手作り指輪の専門店AIGIS(アイギス)の場合、オーダーメイドコースがこれにあたります。

*オーダーメイドコースについて、詳しくはAIGIS公式サイト:オーダーメイドコース for 手作り結婚指輪をご覧ください。

 

手作り結婚指輪がおすすめのタイプ|こんな方にぴったり!

完成した指輪を見せ合うカップル

ここまでお話してきたメリット・デメリットをもとに、「手作り結婚指輪と相性がよいタイプ」をまとめました。

 

タイプ① ハンドメイドやDIYが好きな人

お二人のどちらか、または両方が「雑貨やアクセサリーを手作りしている」「DIYをするのが趣味」などのタイプであれば、手作り結婚指輪を選ぶことをおすすめします。

こういったタイプの方が既製品の結婚指輪を選んでしまうと、「物足りない……」と感じてしまう可能性が高いです。

 

タイプ② オーダーメイド・一点ものが好きな人

雑貨・アクセサリー・家具などを選ぶとき、「オーダーメイドのものを選ぶことが多い」という方にも、この世に一つしかない手作り結婚指輪をおすすめします。

 

タイプ③ コスパ重視!お得感を求める人

お買い物をするとき、「コスパを強く意識する」という方にも手作り結婚指輪がおすすめです。

同じ素材を、同じ量使って指輪を作っても、手作り結婚指輪のほうが割安なのでお得感があります。

 

タイプ④ 思い出を大切にしたいカップル

「ステキな思い出を作ることを重視したい」という方にも手作り結婚指輪をおすすめします。

指輪作りの時間が、お二人にとって一生忘れられない思い出になるはずです。

 

タイプ⑤ ブランド志向ではなく自分らしさ重視の人

ブランドではなく、「自分の価値観でモノの価値を判断する」という方にも、手作り結婚指輪をおすすめします。

そんな方にとって、世界でひとつだけのオリジナルの手作り結婚指輪は、どんな高級ブランドの指輪よりも価値があるはずです。

 

手作り結婚指輪で失敗しないお店選びのチェックポイント

「自分たちは手作り結婚指輪と相性が良いタイプだ!」という場合でも、お店(工房)選びで間違ってしまえば、満足できる指輪になりません。

ここでは、手作り結婚指輪作りで失敗しないためのお店選びのポイントをご紹介します。

 

ポイント① 実績が豊富なお店を選ぶ

手作り結婚指輪で失敗しないためには、数多くのカップルが利用してきた実績のあるお店を選ぶことが大事です。

なぜなら、実績数の多いお店は、その経験からお客様が求めるニーズを理解している可能性が高いからです。

 

ただ、そのお店の実績数は意外にわからないものです。

「今まで何人くらいの人が手作り指輪を作ってきたんですか?」などのコメントで聞いてみる方法もあります。

聞きづらい場合や実績数がはっきりしない場合は、口コミの件数を参考にするのも手です。

 

ポイント② お店や運営会社の歴史を確認する

結婚指輪はずっと長い間使い続けるものなので、サイズ直しやクリーニングなどのアフターサービスが必須です。

そのため、手作り指輪の専門店のなかには「生涯保証(永久保証)」をアピールするところもありますが、そもそもお店自体がなくなってしまえば、アフターサービスを受けられなくなってしまいます。

だからこそ、手作り結婚指輪のお店選びでは、以下の内容(歴史)をチェックすることが重要です。

  • お店がオープンしてからの年数(単独店舗の場合)
  • 運営会社が設立してからの年数(母体がある場合)

お店や会社の歴史は長いほど安心できます。

たとえば、数十年以上の歴史があるお店や企業なら、長期のアフターサービスを受けられることが期待できます。

 

ポイント③ アフターサービスの内容をしっかり確認

会社やお店の歴史に加えて、アフターサービスの中身もしっかり確認しましょう。

「生涯保証(永久保証)」をうたっているお店でも、実際に修理や調整が必要になって指輪を持ち込むと、「この場合は費用がかかります」といわれるケースも考えられます。

そのため、「どんなケースだと有料・無料なのか」「いつまでの保証なのか」などを確認しておくと間違いありません。

 

ポイント④ 口コミや評判をチェック!

手作り結婚指輪のお店を選ぶときは、評判を必ずチェックしましょう。

公式サイトでおしゃれなイメージだったり、誠意のある印象だったりしても、利用者の声を聞くとギャップがあるケースもよくあります。

 

そのお店の評判をチェックする簡単な方法は、「お店名+口コミ」のキーワードでネット検索をしてみることです。

悪い評判のお店はもちろん、検索をかけてもあまり口コミが出てこないお店の利用は避けたほうがよいでしょう。

 

結婚指輪「手作り」と「ブランド既製品」、あなたに合うのはどっち?

AIGIS表参道店

このコラムでは、手作り結婚指輪と既製品で迷う方に、役立つ内容をお話ししてきました。

ここで、大事なポイントを振り返ってみましょう。

  • 手作り結婚指輪は既製品と比べて、「価格が割安」「デザインの自由度が高い」「一生の思い出を作れる」などの魅力がありました。
  • 結婚指輪を手作りするメリットは、「世界で一つのオリジナルデザイン」「指輪をその日のうちに持ち帰られる」「費用を抑えやすい」などでした。
  • 一方、結婚指輪を手作りするデメリットは、「手間と時間がかかる」「デザインの自由度が高くて迷いやすい」「イメージと違う仕上がりになることもある」などでした。
  • 手作り結婚指輪と好相性なのは「ハンドメイドやオーダーメイドのものが好き」「コスパのよいものが好き」などのタイプでした。
  • 手作り結婚指輪のお店選びで失敗しないポイントは、実績、歴史、アフターサービス、評判(口コミ)などを確認することでした。

以上の内容を参考に「私たちには手作り結婚指輪が合っている!」と感じた方のなかで、「関東エリアのお店を選びたい!」という方は、AIGIS(アイギス)を候補に入れてみてはいかがでしょう。

AIGISは、この1年間で手作り指輪を作った方のトータル人数が約6,000人以上

大手ポータルサイト「じゃらんnet」のAIGIS(アイギス)に対する口コミ数は1,000件以上で、平均4.9以上の高評価*を獲得しています。
*2025年4月現在。表参道店、千葉店の合計。

 

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AIGISでは、結婚指輪制作のプロとLINEで気軽に相談できる無料相談窓口をご用意しています。

 

デザインや予算、納期など、どんなことでもOKです。

トークからそのまま予約もできるので、忙しい方にもおすすめです。

 

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よくある質問

Q1. 結婚指輪は手作りとブランド既製品どっちが安いですか?

一般的には、手作り結婚指輪のほうがブランド既製品よりも価格が割安になるケースが多いです。

ブランド品は広告費や人件費などが価格に上乗せされています。

一方、手作り指輪は必要な材料費と加工費が中心となるため、同じ素材や品質でも安く作れることがあります。

ただし、オーダーメイドや加工内容によっては価格が上がる場合もあるため、事前に費用をしっかり確認しましょう。

 

Q2. 手作り結婚指輪の平均金額はいくらくらいですか?

手作り結婚指輪の平均金額は、お二人分で10万円から20万円程度が一般的です。

もっとリーズナブルなコースもありますが、デザインの複雑さや素材、オプション加工によって費用が変動します。

また、オーダーメイドコースを選ぶと20万円を超える場合もあります。

気になる方は、いくつかのお店のコース内容と費用を比較してみるのがおすすめです。

 

Q3. 結婚指輪を手作りする人の割合はどのくらいですか?

最近の調査では、全体の約1〜2割程度のカップルが結婚指輪を手作りしていると言われています。

「自分たちらしさ」や「一生の思い出作り」を重視する方が手作りを選ぶ傾向にあります。

とくに20代から30代の若いカップルを中心に、世界で一つだけのオリジナル指輪への関心が高まっています。

ブランド既製品にはない体験ができるのも魅力のひとつです。

 

Q4. 手作り結婚指輪は後悔することはありますか?

手作り結婚指輪はデザインの自由度が高い分、イメージ通りに仕上がらない不安を感じる方もいます。

しかし、工房によってはデザイナーや職人が丁寧にサポートしてくれるため、失敗や後悔を防ぐことが可能です。

また、事前にサンプルを見たり、デザインイメージをしっかり相談することも大切です。

不安な方は、オーダーメイドコースなどプロと一緒に作れるプランを選ぶと安心です。

 

Q5. 既製品と手作り指輪では納期に違いがありますか?

手作り指輪の場合、シンプルなコースならその日に持ち帰れることもありますが、加工内容によっては数週間から1ヶ月以上必要になることもあります。

希望する納期がある場合は、事前に工房へ確認しておくと安心です。