結婚指輪の「形」の選び方をプロが解説【後悔しない5つのポイント】

金親直樹

金親直樹

結婚指輪の「形」の選び方をプロが解説【後悔しない5つのポイント】

結婚指輪の「形」の選び方をプロが解説・後悔しない5つのポイント

「結婚指輪の形は、定番のストレートが無難?」
「でも、一生に一度の大切なリングだからこそ、唯一無二の形を選びたい!」

 

結婚指輪を選ぶ上で「形」は、最も重要なポイントです。

結婚指輪の形選びには、二人の好みとライフスタイルを考慮することが肝心ですよ。

今回は、結婚指輪の「形」の選び方と、後悔しない5つのポイントを詳しく解説します。

 

結婚指輪の形の種類・特徴

結婚指輪の形にはいくつかの種類があり、それぞれの特徴があります。

結婚指輪の代表的な形の種類は、おおむね次の4つです。

  • 丸型
  • 平打ち
  • ウェーブ型
  • V字型

丸型

丸型は、やわらかく優しい印象を与え、どんなファッションにも合わせやすいのが特徴です。

コロンとした角のないフォルムは、手元を自然に美しく見せるだけでなく、傷つきにくく、指への負担を軽減するため、着け心地の良さも魅力の一つです。

丸型は、快適さや耐久性にも優れており、長く愛用できる形として不動の人気を誇っています。

平打ち

平打ちは、シンプルながらも洗練された存在感のあるデザインが特徴です。

断面が平らなフォルムは、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出し、個性的な手元を演出できます。

表面に丸みが少ないため、傷が目立ちにくく、長期間美しい状態を保てる点が魅力の一つです。

平打ちは、時代に左右されないスタイリッシュな指輪として、男女を問わず支持されています。

ウェーブ型

ウェーブ型は指を美しく見せる効果があり、上品で柔らかい印象を与えます。

ストレート型に比べて指のラインに沿いやすく、指の「細長見え効果」と、動きのある華やかさが魅力です。

細身のデザインが多いため、重ね付けにも適しており、ダイヤモンドや装飾で個性的なアレンジを楽しむこともできます。

V字型

V字型シャープなデザインによる指の細見え効果と、すっきりとした手元を実現するフォルムです。

V字の角度によって印象が変わり、緩やかなV字は柔らかくエレガントな雰囲気を、鋭角なV字はモダンでクールな雰囲気を演出します。

ウェーブ型と同じく婚約指輪と重ね付けしやすく、ダイヤモンドや装飾を引き立てる効果があることも魅力です。

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結婚指輪の人気型は?【既婚者300名にアンケート】

当AIGIS編集部では、20~50歳の既婚女性300名を対象に「手持ち結婚指輪の形」についての実態調査を実施しました。

Q.貴女の結婚指輪の形は?

フォルムの種類 割合
ストレート 59%
ウェーブ 37%
ツイスト 3%
その他(クラウン等) 1%
横スクロールできます

※上記データは回答者の表現を元に作成しています

アンケートでは、ストレートとウェーブがほぼ二分化される結果になっています。

定番のストレートが1位ではあるもの、割合としては「60%」ほどであり、「約40%」の先輩花嫁がウェーブ系のリングを選んでいることになります。(※ツイスト含む)

年代別では、若年層に近くなるほどウェーブを選んでいる割合が高く、婚約指輪との重ね付けトレンドなどの関連性も予想できます。

結婚指輪選びに役立つフォルム別おすすめ比較表

結婚指輪は形によって、着け心地や見た目の印象が大きく異なります。

結婚指輪の形別の特徴の違いは、次のようになります。

強度 特徴 おすすめの方
ストレート 高い シンプルで飽きのこないデザイン

ペア感を重視しやすい

定番デザインが好きな方

長く愛用したい方

甲丸 非常に高い 滑らかな丸みがある

指なじみが良い

つけ心地の良さを重視する方

指輪の違和感が気になる方

平打ち 高い シャープでスタイリッシュな印象

存在感がある

モダンなデザインを好む方

個性を出したい方

V字 普通 指を細く長く見せる効果がある 指を美しく見せたい方

エレガントデザイン好きな方

ウェーブ 普通 柔らかい曲線

指にフィットしやすい

ナチュラルな印象が好きな方

動きのあるデザインを求める方

横スクロールできます

ストレート

ストレートはシンプルで飽きがこず、どんなファッションやシーンにも馴染みます。

普段使いしやすく、誰にでも似合いやすいため、指輪の形に迷っている場合におすすめの選択肢になります。

結婚指輪らしいオーソドックスなデザインを求める方、長く愛用したい方にピッタリです。

甲丸

指なじみの良さを重視するなら、甲丸のフォルムが最適です。

リングの表面が滑らかな丸みを帯びているので、指当たりが優しく、長時間の着用でも快適に過ごせます。

柔らかな印象を与えるため、上品な雰囲気を求める方にもピッタリです。

着け心地重視で、長くきれいな状態を保ちたい方におすすめのフォルムと言えるでしょう。

平打ち

平打ちは、最も強度が高く、スタイリッシュな雰囲気を演出できるのが特徴です。

リングの表面が平らな形状が、シャープな印象を与え、シンプルながらも、しっかりした存在感を味わうことができます。

装飾も施しやすいため、個性的なデザインやクールな雰囲気を好む方におすすめです。

V字

V字は、指を長く見せたい方におすすめです。

選ぶ形によって、エレガントさもシャープさも作れるため、花婿と花嫁で違ったテイストのV字リングを選ぶのも素敵ですね。

婚約指輪との重ね付けにも適しているため、セットで着用したい方の有力な選択肢になります。

ウェーブ

ウェーブは、柔らかく優雅なデザインを求める方におすすめです。

流れるような曲線が指に自然に馴染み、指をより美しく見せる効果があります。

指へのフィット感が高いだけでなく、動きのあるデザインが華やかさを引き立てる点も魅力です。

細身のデザインが多いため、婚約指輪との組み合わせも楽しみやすく、エレガントな雰囲気を演出できます。

後悔しない結婚指輪の形選びに必要な5つのポイント

結婚指輪の形選びに後悔しないためには、次の5つのポイントを抑えましょう。

  • 着用頻度
  • 年齢を経ても着用できる
  • パートナーと意見をよくすりあわせる
  • マリッジリングならではの幅感
  • 石の必要・不要性

ポイント①:着用頻度

1つ目は、着用頻度です。

結婚指輪は、毎日身に着ける場合と、特別な日だけ着用する場合では、適したデザインが異なります。

日常的に指輪をつけっぱなしにするなら、シンプルで耐久性の高いデザインが適していますし、着用頻度が多くないのであれば、装飾が多いものなど、デザインの好みを優先して選んでも差し支えありません。

例えば、多くの宝石が埋め込まれた華やかなデザインでも、特別な日にだけ身に着けることを前提とすれば、気兼ねなく選ぶことができます。

結婚指輪は、長く愛用するものですので、普段の生活スタイルに合った形を選ぶことが後悔しない選択に繋がるでしょう。

ポイント②:年齢を経ても着用できる

2つ目は、年齢を重ねても違和感なく着用できることです。

結婚指輪は、長きにわたって着用し続けるリングだからこそ、一時的な流行ではなく、普遍的な美しさを持つ形を選ぶことが肝心となります。

例えば、シンプルで飽きのこないストレートや甲丸は、年代を問わず自然に馴染みやすいですし、適度なボリュームのある形状は、年齢を重ねた手元にも美しく映えます。

結婚指輪は、一生を共にする大切なアイテムですので、購入時の好みだけでなく、将来のライフスタイルや年齢を考慮した形を選ぶようにしましょう。

ポイント③:パートナーと意見をよくすりあわせる

3つ目は、パートナーと十分に意見をすりあわせることです。

結婚指輪は、二人が共に身に着ける指輪だからこそ、お互いの好みやライフスタイルに合った形を選ぶ必要があります。

指輪の購入時は、男女で好みが分かれることも珍しくありませんが、片方の意見だけで決めるのではなく、二人共が納得できる形を選ぶことが後々の後悔を防ぐこと繋がります。

結婚指輪は生涯身に着ける大切なものですので、とことん試着を重ね、二人でじっくりと話し合いながら意見をすり合わせていきましょう。

ポイント④:マリッジリングならではの幅感

4つ目は、マリッジリングならではの幅感です。

結婚指輪の形を選ぶ際には、幅の違いで見た目のバランスやフィット感が変わるため、長く快適に身に着けるためには、幅感も大きな要素となります。

細めの幅はシンプルで日常生活でも着用しやすいものの、細すぎるデザインは耐久性が低く、長年の使用で変形するリスクもゼロではありません。

一方、太めの幅は耐久性が高く、装飾が施された華やかなデザインとも相性抜群ですが、指の太さや形によっては圧迫感があるため、試着しながら選ぶことが肝心です。

結婚指輪は好みだけでなく、指の形や着け心地を考慮しながら適切な幅を選ぶことで、快適で後悔のない選択に繋がります。

ポイント⑤:石の必要・不要性

5つ目は、石の必要・不要性です。

結婚指輪の形を選ぶ際には、ダイヤモンドなどの石の有無によってデザインや印象が大きく変わります。

ダイヤモンドをあしらった指輪は、華やかさや高級感があり、ジュエリーならではの輝きを楽しめる点が最大の魅力です。

特にエタニティリングのように石が並ぶデザインは、特別感が演出できるため、エレガントテイスト好きの花嫁には非常に人気があります。

しかし、指輪をつけっぱなしにする場合は、石なしの方が引っかかりが少なく、快適に身に付けられるのも事実です。

結婚指輪は特別なものだからこそ、デザイン性も重視すべきですが、実用性の両面を考慮しながら、石の有無を決めるようにしましょう。

まとめ

まとめますと、結婚指輪選びにおいて、「形」は、絶対に外せないポイントです。

結婚指輪の代表的な形の種類は、おおむね次の4つです。

  • 丸型
  • 平打ち
  • ウェーブ型
  • V字型

結婚指輪の定番型はストレートですが、近頃では、婚約指輪との重ね付けトレンドも重なり、ウェーブ系も人気急上昇中です。

後悔しない結婚指輪の形選びに必要なポイントは、次の5つです。

  • 着用頻度
  • 年齢を経ても着用できる
  • パートナーと意見をよくすりあわせる
  • マリッジリングならではの幅感
  • 石の必要・不要性

結婚指輪の「形選び」は、好みだけでなく、ライフスタイルも含めて夫婦二人がとことん納得のいくまで話し合うことが肝心です。

絶対に後悔しない結婚指輪で、自分たちに合った指輪の「形選び」をされたい方は、ぜひジュエリーのプロである当店までお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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