手作り指輪コラム

9種類の結婚指輪の『素材』の特徴・メリットをわかりやすく解説

結婚指輪の素材にはいろいろな種類がある

「結婚指輪には、どんな素材があるの?」

「金属アレルギーの自分でも、つけられる素材はあるの?」

実は結婚指輪とひとえに言っても、その素材の種類は様々あります。

少し前までは、結婚指輪の素材はプラチナが一般的だと言われていました。

 

しかし近年では、ゴールドやチタン、パラジウムなど様々な素材で結婚指輪が作られており、好みやライフスタイルに合わせて選べるようになっています。

  • 結婚指輪にはどのような素材が使われているか
  • 結婚指輪で使用される素材ごとの特徴とメリット
  • 結婚指輪の素材の選び方

この記事では、以上の疑問にお答えします。

素材ごとの特徴やメリットも詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

結婚指輪の代表的な素材9選

以前まで結婚指輪の素材はプラチナが代表的でしたが、近年では様々な素材で結婚指輪が作られています。

今回は、近年で結婚指輪の代表的な素材となっている以下の9つをご紹介します。

  • プラチナ
  • ゴールド
  • シルバー
  • チタン
  • ジルコニウム
  • パラジウム
  • タンタル
  • ステンレス
  • 木製

それぞれの素材がどのような特徴を持っているのか、詳しく見ていきましょう。

①プラチナ

結婚指輪の素材として今でも代表的なのが「プラチナ」です。

品質が安定しており、酸やアルカリ、水銀などに強い性質を持っています。

熱にも強いため、普段から身に付けていても品質がすぐに劣化する心配はなく、美しい状態のまま長くつけ続けられるのが特徴です。

 

プラチナには、金属アレルギーを起こしにくい性質もあります。

金属アレルギーは、汗などの体液が金属表面で溶け、皮膚に炎症を起こすことで表れる症状です。

プラチナは体液が付着しても変質しづらいため、金属アレルギーの方でも安心して付けやすい特徴があります。

 

プラチナは種類によってPt900、Pt950などと表示されており、数字が大きいほど純度が高いことを意味しています。

純度が高いほど美しい見た目を誇りますが、傷つきやすい傾向があります。

 

また、プラチナは希少性が高い素材のため、他の素材と比べると比較的高額です。

とは言え、結婚指輪は一生身に付けるものですし、長持ちしやすい性質があるため、コストパフォーマンスは優れていると言えるでしょう。

結婚指輪に最も多く選ばれているのが、このプラチナ素材です。

②ゴールド

結婚指輪の代表格として、プラチナとともに名を挙げているのが「ゴールド」です。

金は変色や腐食がしにくいため、長く身につける結婚指輪にふさわしい素材と言えます。

 

金自体が高い価値を持っているため、資産としての価値もあることも特徴の1つです。

金は素材自体が柔らかく傷つきやすい傾向にあるため、結婚指輪で使われる場合は基本的に金以外の素材が混ぜてあります。

混ぜる素材の割合によって、異なる色合いのゴールドになるのが特徴です。

代表的なゴールドの色味として、以下の4つが挙げられます。

  • イエローゴールド
  • ホワイトゴールド
  • ピンクゴールド
  • コンビ

それぞれのゴールドの色味を、深掘りして解説していきます。

イエローゴールド

イエローゴールドは定番の色味とされており、まさに名前にふさわしい黄金色に輝く素材です。

イエローゴールドはジュエリーとしても加工しやすく、多くのアクセサリーで取り入れられています。

プラチナより軽く、傷がつきにくい性質があるため、日常的に身に付ける結婚指輪にふさわしい素材だと言えるでしょう。

ちなみに欧米では、「悪魔から身を守る」という意味があると言われており、縁起を担ぎたい方にも向いています。

ホワイトゴールド


ホワイトゴールドは外見がプラチナに似ており、高級感のある美しい見た目が特徴です。

実際に手にとるとプラチナよりも軽いため、身に付けやすく、負担も少ないでしょう。

予算を抑えたい方や普段から身につけやすい素材をお探しの方におすすめです。

ピンクゴールド

ピンクゴールドは柔らかいピンク色になっているのが特徴です。

優しく上品な雰囲気が魅力で、特に女性から人気を集めています。

私が担当したお客様の中には、男性がイエローゴールド、女性がピンクゴールドを選んでいる方もいました。

色味で相当迷っておられましたが、話し合いの結果、お互いが好きな色にしようと別々の色味を選ばれたようです。

コンビ

コンビは異なる2種類の素材を組み合わせたものです。

例えばプラチナ×イエローゴールド、ピンクゴールド×プラチナなどです。

プラチナとゴールドの割合や組み合わせる素材によって、個性を出せるのがポイント。

1つの色味とはまた違った印象になるので、おしゃれな結婚指輪にしたい方におすすめです。

③シルバー

シルバーは価格がリーズナブルで、購入しやすいのが大きなメリットです。

予算を抑えたい方や、結婚準備に資金を回したい方に向いています。

 

シルバーは素材が柔らかく加工しやすいため、幅広いデザインに対応しやすいのが特徴です。

他の素材ではできない細かなデザインでも、シルバーなら対応できるでしょう。

素材が安価でも凝ったデザインにできるため、シルバーを選んでいる方も多くいます。

とはいえもちろん、2人で相談してしっかり同意した上で、シルバーの結婚指輪を選択したいものです!

 

シルバーとプラチナの違いについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!

④チタン

チタンは普段使いしやすく、丈夫で熱に強いのが特徴です。

素材自体が軽いため、つけ心地が良く、毎日つけていてもストレスは少ないでしょう。

 

また、海水や温泉などでつけていても劣化する心配はありません。

さらに、チタンは金属アレルギーを起こしにくい素材の1つなので、アレルギーを持っている方でも安心してつけられるでしょう。

⑤ジルコニウム

ジルコニウムは、光沢感のある銀色の金属です。

近年では医療などにも使用されており、アレルギーフリーの新素材として注目を集めています。

酸やアルカリに強い性質を持っており、耐食性にも優れています。

身に付けているときに、ぶつけたり、毎日洗い物をしたりしても、劣化しにくく長持ちするのが特徴です。

 

また、ジルコニウムは発色のバリエーションが豊富で、周りとは一味違うおしゃれで華やかな指輪にできるのも魅力の1つです。

表面をグラデーションにすることも可能で、ジルコニウムならではの独特な発色を楽しめるでしょう。

⑥パラジウム

パラジウムはプラチナに似た雰囲気で、軽くてつけ心地が良いのが特徴です。

透明感のある発色が人気で、上品で高級感のあるデザインを楽しめます。

 

また、肌に優しい性質を持っているため、金属アレルギーの方でも安心して身に付けられます。

さらに、他の素材と比べると比較的価格も手頃なので、予算を抑えたい方にもおすすめです。

⑦タンタル

タンタルは素材自体がダークグレーの色味をしているのが特徴です。

加工されているわけではないため、長く身に付けていても変色の心配はありません。

ブラックの色味がかっこよく、スタイリッシュでおしゃれな結婚指輪にしたい方に向いています。

⑧ステンレス

予算を抑えたい方におすすめなのが、「ステンレス」です。

比較的安価ながらもプラチナと見た目が似ているので、コストパフォーマンスに優れています。

また、サビにくく、強度も高いため、長持ちしやすいのが特徴です。

⑨木製

周りとは一味違うおしゃれな素材で結婚指輪を選びたいなら、「木製」がおすすめです。

金属素材と比べると強度は劣るものの、年数が経つごとに素材の「味」がでてきます。

素材の味の変化を楽しめますし、木の模様はそれぞれ異なるので、世界に1つだけの結婚指輪にできるのも魅力の1つです。

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結婚指輪の素材の選び方3つ

結婚指輪の素材にも多くの種類があるため、何を選べば良いか迷ってしまうでしょう。

素材選びで迷った際は、以下の3つのポイントを意識してみてください。

  • 素材自体の好み・特徴
  • 身につけやすさ
  • アレルギーの有無

①素材自体の好み・特徴

素材ごとに特徴は大きく異なります。

強度が高く傷が付きにくい素材もあれば、柔らかく加工しやすい素材もあります。

強度が高い素材であれば、毎日身に付けていても傷がつく心配は少ないでしょう。

また、柔らかく加工しやすい素材であれば、好きなデザインをオーダーできる可能性が高いです。

素材によって強みやメリットが異なるため、どのポイントを優先するのか決めてから選ぶと良いでしょう。

 

ただし、素材ごとにそれぞれ異なるデメリットもあります。

例えば、チタンの場合は丈夫さが魅力ですが、サイズ直しができないデメリットがあります。

独特な発色を楽しめるジルコニウムは、ひっかき傷や摩擦などで色味に変化が起きる場合も。

それぞれの素材によってメリットとデメリットが異なるため、デメリットも考慮した上で素材を選んでみてください。

②身につけやすさ

結婚指輪は毎日身に付けるものです。

長年にわたって身に付けるものなので、つけ心地も重要なポイントです。

素材によって強度や触り心地が異なるため、実際に身に付けてつけ心地が良いと思った素材を選びましょう。

つけ心地に違和感があると、ずっと身につけるのがストレスになってしまうかもしれません。

いいなと思う素材が見つかったら、実際に指にはめて、サイズ感やつけ心地を確認してみてください。

③アレルギーの有無

素材によって、アレルギーを起こしにくいものもあれば、アレルギーが起こる可能性が高いものもあります。

金属アレルギーの方は、症状が表れにくいプラチナやチタンなどの素材がおすすめです。

また結婚指輪によっては、他の素材と混ざっているものもあります。

 

プラチナやチタンを選んでいても、混ざっている他の素材によって金属アレルギーが起こる可能性もあります。

金属アレルギーがある方は、素材の確認も忘れずに行うようにしましょう。

結婚指輪の素材で悩んだらセミオーダー・手作りもおすすめできる3つの理由

結婚指輪の素材選びで悩んだら、セミオーダーや手作りもおすすめです。

セミオーダーや手作りがおすすめできる理由は、以下の3つです。

  • 世界に一つだけの結婚指輪にできる
  • 結婚指輪に「思い出」という大きな価値をつけられる
  • 夫婦それぞれ自分好みの仕上がりにできる

①世界に一つだけの結婚指輪にできる

セミオーダーや手作りすることで、世界に1つだけの結婚指輪にできます。

好きなデザインや素材を組み合わせられるので、自分たちならではのオリジナル結婚指輪に仕上がります。

誰とも被らない結婚指輪にできるので、夫婦の絆もより深まっていくでしょう。

②結婚指輪に「思い出」という大きな価値をつけられる

セミオーダーや手作りの結婚指輪は、指輪自体に「思い出」という大きな価値をつけられます。

結婚指輪を見るたびに、「そういえば、ああいうことがあったな」「このデザインは彼が考えてくれたんだったな」と、その日の思い出が蘇るでしょう。

例えば、喧嘩していても結婚指輪を見ればその日の素敵な思い出が浮かぶので、気持ちも冷静になって仲直りしやすくなるかもしれませんよ。

③夫婦それぞれ自分好みの仕上がりにできる

人それぞれ好みのデザインや素材が異なるので、結婚指輪選びで意見が衝突することもあるでしょう。

しかし、セミオーダーや手作りであれば、夫婦それぞれが自分好みの仕上がりにできます。

結婚指輪でも、必ずしも同じデザインを選ばなければならないわけではありません。

 

筆者がこれまで担当したお客様の中には、相手の意見を尊重して、それぞれが好きなデザインの指輪を選んだ方もいます。

「ペアデザイン」にとらわれることなく、お互いが自分の好きなデザインの指輪を身につけるのもとても素敵ですよ。

結婚指輪は長く身につけるものだからこそ、お互いが納得できるデザインや素材を選ぶことが大切です。

セミオーダーや手作りの場合は、デザインや素材を自由に組み合わせられるため、お互いが納得できる結婚指輪にできるでしょう。

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まとめ:AIGISなら豊富な素材の中から選べる

セミオーダーや手作りの結婚指輪を検討している方には、AIGISがおすすめです。

AIGISでは豊富な素材やデザインを扱っているため、好きな組み合わせで結婚指輪を制作できます。

制作に入る前に、実際に素材を見たり、触ったりできるので、しっかり見極めた上で素材を選べるのもポイントです。

 

素材選びで迷ったら、ぜひお気軽にAIGISまでご相談ください。

気さくなスタッフが素材ごとの特徴や魅力を丁寧に説明してくれますよ。

自分に合った素材を選んで、後悔のない素敵な結婚指輪を完成させましょう。

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