和柄の結婚指輪の魅力とは?和洋折衷を楽しめるデザインアイディア集
「和柄・和風の結婚指輪に憧れる!」というカップルは少なくありません。
もともと結婚指輪は西洋の文化ですが、和柄を取り入れることで美しい伝統的な指輪を作ることができます。
桜や紅葉などの季節を感じる刻印や、着物柄や家紋をモチーフにするなど、アイディアは止まりません。
今回は和柄の結婚指輪の魅力やデザイン集、和柄デザインのアイディアをご紹介!
伝統とモダンを掛け合わせた日本人ならではの和の結婚指輪を見ていきましょう。
目次
1.和柄の結婚指輪の魅力とは
日本には古くから伝わる伝統文化や伝統的なデザインが多くあります。
もともとは西洋の文化である結婚指輪に和柄を取り入れることで、日本人ならではの結婚指輪が出来上がるのです。
和柄の結婚指輪の魅力は、3つあります。
- 和の心を大切にできる
- 和装にも指輪が似合う
- 和のモチーフを取り入れられる
1つずつ見ていきましょう。
◆和の心を大切にできる
日本人なら誰しもが持つ和の心を大切にできます。
七五三、成人式、卒業式などの節目では着物や袴を着たり、神社やお寺にお参りをしたり、現代の日本人も常に和の心を持っているものです。
ブームとなっている『鬼滅の刃』の時代背景は大正時代となっており、改めて日本文化の尊さに気づいた人もいるかもしれません。
伝統的な日本の美しさを結婚指輪に取り入れられるため、和柄の結婚指輪は人気がある音です。
◆和装にも指輪が似合う
西洋のデザインだと浮いてしまう指輪も、和柄であれば和装に似合います。
そのため、結婚式を和装で行おうと考えるカップルは、「指輪も和柄・和風にしたい」と考えるケースが多いです。
普段から着物に馴染みがあるなら、和柄の指輪を身に付けると調和が取れて和の美しさをさらに際立たせてくれます。
◆和のモチーフを取り入れられる
和のモチーフに特別な思いを持っているカップルであれば、和柄の結婚指輪がおすすめです。
たとえば、このようなカップルは結婚指輪にもその柄を入れたいと思うかもしれません。
- 春に出会ったから「桜」をモチーフにしたい
- 2人とも仏教信者だから「ハス」をモチーフにしたい
- 富士山の山頂でプロポーズされたから「富士山」をモチーフにしたい
お二人ならではの想いを指輪込めることができます。
もちろん、単純に「ホタルが好きだから」とホタルをイメージしたデザインを希望されるカップルも。
和のモチーフをさりげなく入れて、お二人だけの結婚指輪を作りましょう。
2.AIGISで作れる和柄の結婚指輪のデザイン集
AIGISでは、和柄の結婚指輪のお作りを希望されるカップルがたくさん来店されています。
先輩カップルがどのような和柄の結婚指輪を作ったのか確認してみましょう。
- 扇
- 市松模様
- 家紋の刻印
- 四季の刻印
デザインの参考に活用してくださいね!
◆扇
扇を交互に配置したデザインの結婚指輪です。
扇の形は末広がりであることから、演技物として古来より重宝されています。
また、扇には本来「扉」という意味があります。
「ふたりで新しい扉を開けて、明るい未来を築いてほしい」という願いが込められているのです。
表面のつやをあえて消すことで、落ち着いた上品な和を表現しています。
AIGISでは、オーダーメイドでお作りが可能です。
◆市松模様
凹凸のある市松模様の結婚指輪です。
市松模様は、途切れなく終わりがない模様のため、「永遠」「発展」「繁栄」を意味する柄と言われています。
そのため、お二人の関係が永遠に続き、家族として繁栄していくこと等の願いを込められるので、結婚指輪にふさわしい柄です。
本来であれば、市松模様は白と黒の正方形が交互に配置されます。
しかし、AIGISでは、つや消しと鏡面仕上げの正方形を交互に配置することで、オシャレなデザインに仕上げています。
AIGISなら、オーダーメイドでお作りが可能です。
◆家紋の刻印
内側に両家の家紋を彫刻した結婚指輪です。
家紋とは、古くから伝わるその家のシンボルです。
もともとは、武家の旗や武具に使われていましたが、現在は墓石や仏具、袴、黒留袖に残っています。
結婚は、家と家とが繋がり、新しい家族が誕生することです。
互いのルーツである家系の家紋を入れることで、より両家の結びつきが強くなることでしょう。
AIGISならお二人の手で制作した「手作り結婚指輪」に、家紋を彫刻できます。
◆四季の刻印
桜・花火・イチョウ・雪の結晶と、日本の四季を表すマークを彫刻した結婚指輪です。
2つの指輪を重ねるとマークが完成するといった遊び心のあるデザインとなっています。
四季折々、春夏秋冬の季節の移り変わりを楽しむのも、日本独特の文化です。
「これから先、一緒に四季を過ごしましょう」といったお二人の愛が込められています。
日本の四季をモチーフとした彫刻を入れることで、上品かつ風流なあじわいを楽しめます。
AIGISならお二人の手で制作した「手作り結婚指輪」に四季をモチーフとした和柄を彫刻することが可能です。
3.和柄の結婚指輪をより素敵にするためのアイディア
ここまで和柄の結婚指輪のデザインを見てきました。
参考になるものがあったかもしれませんが、もっと自分たちらしいオリジナリティのある結婚指輪が欲しいと考えるカップルもいるでしょう。
ここからは、素敵な和柄の結婚指輪を作るためのアイディアをご紹介します。
以下の5つのアイディアからヒントを得てください。
- 季節感のあるモチーフを取り入れる
- 縁起の良いモチーフを取り入れる
- 日本伝統模様を採用する
- 水引のデザインを取り入れる
- 紅白を取り入れる
ぜひ、参考にしてオリジナルの結婚指輪を作ってくださいね!
◆季節感のあるモチーフを取り入れる
季節感のあるモチーフを取り入れると、素敵な結婚指輪になります。
・桜
・蝶
・つばめ
・花火
・ひまわり
・ホタル
・コスモス
・紅葉
・イチョウ
・椿
・梅
・雪の結晶
たとえば、桜をモチーフにするのであれば彫刻だけでなく、ピンクゴールドの素材やピンクダイヤを使うとデザインの幅が広がります。
日本の四季を思わせるモチーフをテーマにすると、美しい和柄の結婚指輪が出来上がるでしょう。
◆縁起の良いモチーフを取り入れる
縁起の良いモチーフを取り入れると、結婚指輪に思いを込めることができます。
以下の縁起物であれば、結婚指輪としてふさわしいデザインになるでしょう。
● カメ…夫婦円満・長寿
● 鶴…夫婦円満・長寿
● ハト…愛・平和
● ふくろう…しあわせの鳥
● うさぎ…子孫繁栄
● ひょうたん…子孫繁栄・お守り・厄除
このように日本には縁起物がたくさんあります。
縁起物の折り紙を彫刻しても、シンプルで可愛らしい印象を持たせてくれるでしょう。
モチーフに意味を込めれば、この先ケンカをすることがあっても結婚指輪を見れば結婚を決めたときの気持ちを思い出せます。
◆日本伝統模様を採用する
日本伝統模様をデザインに採用すれば、オシャレな和柄の結婚指輪に仕上がります。
古来より織物や室内装飾に使われてきた日本伝統模様は現在でもモダンデザインとして使われているので、馴染みのある人が多いでしょう。
日本伝統模様には以下のような意味も込められています。
- 矢絣(やがすり)…婚礼の縁起物
- 七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)…円満・調和・縁に対する祈り
- 青海波(せいがいは)…永遠の幸せや平和な暮らしへの祈り
- 紗綾形(さやがた)…家の繁栄・長寿への祈り
- 菱文(ひしもん)…子孫繁栄や無病息災
意味が分かればメッセージ性もデザイン性も兼ね備えた素敵な結婚指輪となるでしょう。
◆水引のデザインを取り入れる
水引のデザインを取り入れると、シンプルでありながらも上品な印象を持たせる結婚指輪を作れます。
水引とは祝儀袋や不祝儀袋、贈答品の表紙などに使われる飾り紐のことです。
結婚には、2度と解けない結び切りのデザインがおすすめ!
曲線美の美しさは日本独自の文化です。
結び方や本数のこだわり・意味合いを自分たちの思いと重ねることで、より思い入れのある結婚指輪が作れるでしょう。
◆紅白を取り入れる
宝石を活用して紅白をイメージするのもおめでたい印象をもたらしてくれるので、おすすめです。
紅白の2色は、日本では「おめでたい」「お祝い」「縁起が良い」といった意味を持っています。
たとえば、紅はルビー・ガーネット、白はダイヤで表すことが可能です。
カップルで紅白となるように宝石をあしらうと、2つで1つの意味を持たせることができます。
また、プラチナ×ルビーや、ピンクゴールド×ダイヤといった組み合わせをして単体で紅白を表すのも良いでしょう。
紅白の結婚指輪は、縁起が良いのでメッセージ性の強い作品に仕上がります。
4.毎日身に着ける結婚指輪だからこそ気をつけたいポイント
ここまで和柄・和風の結婚指輪のデザインを提案してきました。
しかし、毎日身に着ける結婚指輪だからこそ、アイディアのままにデザインを決定するのは危険です。
結婚指輪のデザインを決定する時に、気をつけて欲しいことは3つあります。
- 飽きのこないデザインを選ぶ
- 日常でも身につけられるデザインにする
- 婚約指輪との相性を考える
せっかく和柄の結婚指輪をデザインするのであれば、後悔しないものを作りたいですよね。
デザインを決定する前に、確認しておきましょう。
◆飽きのこないデザインを選ぶ
結婚指輪は、飽きのこないデザインを選びましょう。
というのも、結婚指輪は一生身に付けるものだからです。
西洋のモダンスタイルが多く選ばれるのも、飽きがきにくいことが理由として挙げられます。
和柄を選ぶのであれば、70歳・80歳になっても身に付けたいと思えるかという視点でデザインを見てみましょう。
◆日常でも身につけられるデザインにする
日常的に身に付けられるデザインを選びましょう。
つい、結婚指輪は結婚式をイメージして購入してしまいますが、結婚指輪は基本的に毎日身に付けます。
和柄の指輪は、確かに着物にマッチしますが、デザインによっては普段使いしづらいことも。
「出勤時のスーツや子育てをしているときの服装に似合うのか?」という視点でもデザインを考えてみましょう。
◆婚約指輪との相性を考える
婚約指輪と重ね付けしたいと考えているのであれば、デザインや形の相性も重視しましょう。
婚約指輪にはダイヤモンドをあしらったデザインが多いですが、石座の高さによって重ね付けする結婚指輪と隙間ができてしまうことがあります。
また、1つはウェーブ・1つはストレートといった形だと、重ねた時に不格好になりやすいです。
形や石座の高さはもちろん、デザインのイメージや素材の統一感も重要となります。
結婚指輪と婚約指輪の重ね付けには二人の永遠の契約をロックするという意味があり、憧れを抱く女性は少なくありません。
重ね付けをするなら、婚約指輪に合わせたデザインを検討するようにしましょう。
5.AIGISならお二人にぴったりの和柄の結婚指輪を提案いたします
AIGISでは、お二人にぴったりの和柄の結婚指輪をご提案いたします。
デザインを決める前に入念に打ち合わせをして、お二人のお気持ちを尊重しながらデザインを決定していきます。
もし、デザインのイメージが曖昧であっても、過去のデザイン例を参考にしながら具体的な形にしていくことが可能です。
AIGISでは、以下の2つのコースで和柄の結婚指輪をお作りいたします。
- 手作り結婚指輪
- オーダーメイド
それぞれのコースの内容についてご説明していきます。
◆手作り結婚指輪
AIGISでは、弊社工房にて結婚指輪を手作りしていただけます。
手作りの場合、コースは以下の2つをご用意しております。
- ワックスコース
- 鍛造コース
ワックスコースだと、WAXというロウで原型を作るため、思い通りの指輪のデザインを作ることができます。
そのため、どんなモチーフであっても指輪の形にすることが可能です。
一方、鍛造コースは1本の素材を叩いたり丸めたりして、1つの指輪を作り上げます。
シンプルなデザインとなりますが、お作りいただいた指輪にプロが彫刻を入れたり宝石を入れたりすることが可能です。
そのため、桜や家紋などの彫刻をいれていただけます。
手作り結婚指輪は、デザインから制作まで全て二人で行うため、一層お二人の仲が深まることでしょう。
もちろん、プロの職人が隣でサポートしますので、手先に自身のない方でも安心してお作りいただけます。
◆オーダーメイド
手作りでは難しい和柄の結婚指輪を希望する方や、手作りの時間が取れないカップルは、オーダーメイドをご活用ください。
担当のジュエリーデザイナーが付いて、お客様の希望されるイメージをヒアリングしながら、デザインを描いていきます。
もし、今は具体的なイメージを持っていなくても、「扇子をモチーフにしたい」「季節感のあるデザインにして欲しい」など、ざっくりとした希望でも大丈夫です。
思い出の写真やお品をお持ちいただければ、そこからデザインに落とし込むことができます。
デザインが決定したら、CADによる製作か、熟練クラフトマンによる製作かをお選び下さい。
最後には、一級貴金属装身具技能士取得者が完璧な仕上げをして、お渡しいたします。
デザインが決定した時点で、詳細なお見積もりも出しますのでお値段に納得の上お申し込みいただけます!
結婚指輪は、制作から8週間程度でリングケースに入れてお渡ししますので、ぜひお二人でお越しくださいませ。
まとめ
西洋文化である結婚指輪に和柄を取り入れることで、日本らしい伝統的な指輪を作ることができます。
今回ご紹介した和柄の結婚指輪のデザインやアイディアをぜひ参考にして、おふたりらしい結婚指輪を作ってくださいね!
AIGISでは、手作りやオーダーメイドで思い通りの結婚指輪を作れます。
思いを込めた和柄の結婚指輪を作るのであれば、一度AIGISにご相談ください。
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