手作り指輪コラム

結婚指輪にカラーストーンはあり?おすすめの組み合わせ方

カラーストーンとは鮮やかな色合いが魅力の、ジュエリーには欠かせないアイテムです。
近年は、パワーストーンとしても人気を博していますよね。

ですが、結婚指輪という特別なリングに、カラフルなカラーストーンを使用することは出来るのでしょうか?
また、結婚指輪にカラーストーンを用いる場合、どのように選べば良いのでしょうか?

今回は、結婚指輪にカラーストーンを取り入れる場合のおすすめの選び方から、選ぶ際に注意するべき点まで、しっかりと解説していきます。

色鮮やかなカラーストーンで、他にはない2人だけの特別な結婚指輪を作っていきましょう。

カラーストーンの定義は?色鮮やかな色石の世界

まず初めに、カラーストーンとは何なのか、その言葉の定義について見ていきましょう。
カラーストーンとは、文字通り色が付いている宝石のことであり、ダイヤモンドと対をなす言葉として使用されます。

つまりカラーストーンとは、ダイヤモンド以外の全ての宝石のこと。
そのため、たとえ色がついていない無色透明の宝石であっても、ダイヤモンド以外であれば、カラーストーンと呼びます。
逆にどんなに鮮やかな色であっても、カラーダイヤモンドはカラーストーンにはなりません。

そんなカラーストーンは色石とも呼ばれており、その色種類の豊富さが最大の魅力。
ジュエリーを鮮やかに彩る宝石、それがカラーストーンです。

誕生石は知名度の高いカラーストーン

カラーストーンの中で特に知名度が高いのは、誕生石に用いられている宝石です。
日本では2021年12月20日に誕生石の改訂が行われ、近年ますます注目を浴びていますよね。

そんな誕生石は、結婚指輪に用いるカラーストーンとしても特に人気があります。
結婚指輪に入れるカラーストーンを探しているなら、まずはあなたやパートナーの誕生石を調べてみると良いですよ。

結婚指輪にカラーストーンを取り入れる方法

カラーストーンの最大の魅力は、何と言ってもその豊富な色。
無い色はない、と断言出来る程に多種多様な色が揃っています。

ですが、カラーストーンは種類があまりにも多いので、選ぶのも一苦労。
結婚指輪に取り入れるには、どのように選べば良いのでしょうか?

おすすめの選び方は、次の3つの方法です。

・誕生石を入れる
・好きな宝石を入れる
・メッセージジュエリーを入れる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

誕生石を入れて結婚指輪をお守りにする

誕生石は、結婚指輪に入れるカラーストーンの選び方で断トツの人気を誇ります。
その理由は、誕生石にはお守りの意味があるからです。

それぞれの月を司る誕生石と、自分の誕生月。
この二つに神秘的な関係性を感じ、人々が誕生石を身に着けるようになったのは、18世紀頃であると言われています。
以降、世界中で信奉されている誕生石は、身に着けることで魔よけとなると信じられてきました。
常に身に着ける結婚指輪は、そんな誕生石を入れるのに打ってつけのアイテムですよね。

ところで、誕生石を結婚指輪に入れる場合、内側に埋め込むことが多いですが、手作り結婚指輪であれば表側に用いることも可能です。
誕生石カラーストーンで、結婚指輪を2人のお守りリングに仕立ててみましょう。

好きな宝石を入れればオリジナリティある結婚指輪に

好きなカラーストーンがある場合は、その石を使うのもおすすめの選び方です。

カラーストーンやダイヤモンドを入れない結婚指輪は、基本的には銀色系か金色系の2択。
シンプルで使いやすいリングですが、どうしても個性に欠け、他の人と被ってしまうことも多いですよね。

そんな場合には、あなたの好きな色、好きな種類のカラーストーンを結婚指輪のデザインに加えてみてください。
例えば、寒色系の宝石はシャープで大人びたイメージになり、暖色系の宝石は柔らかく可愛らしいイメージになります。
また、様々な色の宝石を複数組み合わせれば、よりオリジナリティある結婚指輪に仕上げることが出来ますよ。

石の頭文字で言葉を表現!メッセージジュエリー

メッセージジュエリーとは、アンティークジュエリーにみられる手法の一つ。
様々な宝石の頭文字を使い、単語を表現します。

特に有名なものは、「ルビー、エメラルド、ガーネット、アメシスト、ルビー、ダイヤモンド」の順に並べた、リガードリング。
リガード(REGAED)とは、敬意や尊敬といった意味があります。

元々は、19世紀頃に貴族たちの間で流行った手法ですが、今でも真似したいオシャレなアイディアですよね。
結婚指輪に秘められた意味を持たせれば、より愛着を持てるリングになること間違いありません。

また、この手法を上手く利用すれば、2人のイニシャル、好きな言葉など、様々な応用も可能ですよ。

結婚指輪にカラーストーンを用いる際の注意点

結婚指輪にカラーストーンを用いれば、リングが華やかになりデザインの幅が広がります。
種類も豊富なので他の人と被ることも少なく、2人だけの特別な指輪を作成するには最適な手段と言えます。

ですが当然、カラーストーンを結婚指輪に用いることで生じるデメリットもあります。
実は、カラーストーンの中には扱いに注意が必要な宝石も多くあり、深く考えずに選ぶと後悔する可能性もあるのです。

結婚指輪にカラーストーンを用いる場合は、宝石の特徴や注意点も十分に考慮しましょう。

カラーストーンには強度の弱い石も存在する

カラーストーンの中には、強度が弱い石も沢山存在します。
また一言に強度といっても、実はいくつかの意味が含まれています。

1つ目は、引っ掻きや摩擦に対する強度である、硬度。
1~10で表現される、モース硬度が有名ですよね。
モース硬度は数字が下がる程柔らかく、石の表面に傷が付きやすくなります。

通常、ジュエリーに用いるならモース硬度は7以上が望ましいです。
実は、空気中には微細な砂や埃などが存在し、その硬度は7に達するとも言われています。
つまり、硬度が低い宝石は空気中にあるだけで、いずれ表面にキズが付く可能性があるのです。

2つ目は、衝撃に対する強度である、靭性。
簡単に言うと、叩いたり落としたりした場合の割れやすさのことです。

例えば、ダイヤモンドの硬度は10で、最も硬い宝石として知られていますが、靭性はルビーやサファイアより劣り、水晶とほとんど変わりありません。
つまり、どんなに引っ搔いても平気なダイヤモンドも、硬い地面に落とせば割れる可能性がある、ということです。

他にも、カラーストーンの中には、紫外線を浴びると退色する石、急激な温度変化でひび割れをおこす石など、環境変化に弱い石もあります。

そのため日常使いする結婚指輪にカラーストーンを使う場合は、まずはその石の強度を確認することが非常に大切です。

aigisでは、宝石の専門家である宝石鑑定士が複数名在籍しています。
使いたい宝石の強度に関して不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

婚約指輪に用いた宝石を意識して選ぶ

女性の場合、カラーストーンを用いた結婚指輪を選ぶ際に注意する点がもう1つあります。
それは、婚約指輪との相性です。

女性は、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けする機会があります。
婚約指輪と言えば多くの場合ダイヤモンドですが、近年、色石を選ぶ方も増えてきました。
また、メインストーンを飾る小さな脇石に、カラーストーンを選ぶ場合もあります。

婚約指輪に用いた石やデザインを考慮した上で、結婚指輪に使用するカラーストーンを選べば、重ね付けした時にも統一感が出ます。
カラーストーンは、小さくても存在感がある石が多いので、重ね付けすることも考慮した上で選ぶことをおすすめします。

カラーストーンで結婚指輪をもっと色鮮やかに!

カラーストーンとは、ダイヤモンド以外の全ての宝石を指す言葉。
その種類は数えきれない程あり、色も千差万別です。

もちろん、結婚指輪にカラーストーンを用いることも可能です。
誕生石、自分の好み、更にはアンティークジュエリーの発想などをヒントにすれば、結婚指輪のデザイン幅もグッと広がりますよね。

ただし、カラーストーンは強度の面で注意が必要な石もたくさんあります。
知識なしに選べば、後悔することも。

ですが、aigisには宝石鑑定士も在籍していますので、心配は無用です。
宝石のプロがあなたのカラーストーン選びをお手伝いいたします。
aigisで、2人だけの特別な結婚指輪を作成してみましょう。

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