手作り指輪コラム

手作り結婚指輪はゴールドで作りたい!そんなあなたに最低限必要な知識

手作り結婚指輪をつくるなら、素材はゴールドが良い!
そのように考えている人は、実はあなた以外にも沢山います。

ところが結婚指輪全体を見ると、金ではなくプラチナを選ぶ人が多いですよね。
だからと言って、あなたまで金を選ぶことを、躊躇っていませんか?

今回は、そんなあなたのために、金という素材について徹底解説していきます。
金の正しい知識を身に着けておけば、不安を持つことなくゴールドの手作り結婚指輪を作る事が出来ます。

手作り結婚指輪の素材を選ぶ前に、まずはしっかりと金について学んでいきましょう。

手作り結婚指輪で使われるゴールドの種類

金には、様々な色があります。
一般的な金色以外にも、プラチナの様な銀色や柔らかなピンク系など、その色味の豊富さは他のどの貴金属にも負けません。

金にたくさんの色がある理由は、K18という素材を使っているからです。

純金などの、金だけを使った素材は、K24と表記されます。
一方K18は、24分の18が金でできている、という意味です。
つまり、別の金属を25%混ぜているのです。
この混ぜている金属の種類や量を変えることで、様々な色合いを作る事が出来ます。

では、aigisで手作り結婚指輪を作る際に選べる3つの金について、見ていきましょう。

イエローゴールドは定番の金色

イエローゴールドは、最も一般的なK18素材です。
主に銅と銀を混ぜて作る合金で、黄色味を強く感じる、いわゆる金色の素材です。

金色であるため派手なイメージもありますが、服装のコーディネート次第で様々な表情を楽しむことが出来る色でもあります。
例えば、フォーマルな装いに合わせると華やかさを、ナチュラル系な装いに合わせるとカジュアル感を演出してくれます。

銀色の金!ホワイトゴールド

K18の中でひと際色味が異なる、ホワイトゴールド。
混ぜる金属の種類や量で、ほとんど銀色に近い色合いに仕上げています。
ゴールドの中でも硬度が高く、傷がつきにくいというメリットがあります。

また銀色をした金属ですが、同じ銀色系のプラチナとは少々色合いが異なります。
シルバーカラーの結婚指輪を検討しているなら、是非両方の銀色を見比べてみてください。

ピンクゴールドは優しい色味の金

ピンクゴールドは柔らかな色をした素材です。
イエローゴールドよりも銅の量を増やすことで赤味を出し、温かい色に仕上げています。

優しい色ですので、特に女性に人気がある素材でもあります。
また肌馴染みがとても良く、金という色に抵抗がある方や男性でもナチュラルに着けることができます。

手作りの難易度は?ゴールドは加工しやすいか?

このように、K18にはいろいろな種類があります。
ではあなたがこれから手作り結婚指輪を作る上で、素材ごとに加工の難易度は変わってくるのでしょうか?

それぞれのK18素材は、種類の異なる合金ですので、当然その性質も異なります。
ですが、あなたが手作り結婚指輪を作る場合、素材によって加工の難易度が変わる可能性はとても低いです。

その理由について、考えていきましょう。

K24とK18の違い

純金、すなわちK24は柔らかく延ばしやすい素材です。
金箔のように薄く延ばすことも可能ですが、とても柔らかいので傷も付きやすいです。

そのため、純金はそのままジュエリーに用いることはあまりありません。
強度を上げて傷つきにくい、K18素材にします。

結婚指輪は、常に身に着けるアイテムです。
そのためすぐに傷つくK24ではなく、K18に加工する必要があるのです。

それぞれのゴールドの加工難易度に差はない

K18はそれぞれの色で、混ぜる金属の配合が異なります。
そのため、当然ながら金属としての性質も変わってきます。

例えば、ピンクゴールドは加工時に力が加わることで硬くなる、という特質があります。
またホワイトゴールドは、同じ銀色であるプラチナよりも硬い素材です。

ですが、そのどの性質も、初めて手作り結婚指輪を作るあなたが気にする必要はありません。
なぜなら、あなたが手作り結婚指輪を作る場合は、担当者の手助けがあるからです。
また手作り結婚指輪は、誰もが作れるように、工程にも工夫がされています。
もし加工に関する不安が少しでもあるなら、遠慮なく担当者に相談してください。

ゴールドなのに変色する?金の色変化とその注意点

手作り結婚指輪でゴールドを選ぶ際、忘れてはいけないデメリットが一つあります。
それは、K18は変色する、という点です。

もちろん、プラチナであっても、年月が経てば多少の変色は起こります。
ところがK18の場合は時間経過による変色以外にも、注意しなくてはいけない点があります。

製品で見るホワイトゴールドは本当の色ではない

ホワイトゴールドは銀色の金属ですが、実は一般的に知られている色は本来のホワイトゴールド色ではありません。

先に説明した通り、この素材は別の貴金属を混ぜることで銀色に近づけています。
ですが本来金色である金を、たった25%の別の金属で完全な銀色に変えることは出来ません。
つまり、本来の色は完全な銀色ではなく、温かみのあるゴールドに近い色なのです。

そんな金の色味を軽減するために、通常ホワイトゴールドは表面に銀色のメッキが施されています。

もちろん、メッキは時間が経つと剥がれる可能性が高い加工です。
常に身に着ける結婚指輪は、特にメッキは剥がれやすくなります。
ホワイトゴールドを選ぶ場合は、このことをよく覚えておきましょう。

どの色味のゴールドも変色する

金は本来、変色しない金属です。
けれどゴールド製品は使っているうちに、赤くなったり黒ずんだりしますよね。
これは、金が変色したのではありません。
合金にするために混ぜている、他の金属が変色したのです。

例えば、銅や銀は変色しやすい金属の1つ。
これらの金に混ざっている金属の色が変わることで、結婚指輪が赤くくすんだり、黒ずんだりして見えることがあります。

つまり、K18はどの色も、時間が経てば変色するということです。
変色を少しでも防ぐためにも、温泉や入浴時などは結婚指輪の着用を控えましょう。
また定期的に乾いた布で拭くなど、日ごろから簡単な手入れを行う事が大切です。

金色は派手?ゴールドの手作り結婚指輪を上手に選ぶコツ

手作り結婚指輪で金色系のゴールドを選ぶ場合、派手にならないか、似合うのか、といった不安を感じることがあります。

実はそんな不安は、ちょっとしたことで解消することが出来ます。
手作り結婚指輪で金を選ぶ場合のコツについて、見ていきましょう。

様々な色の結婚指輪を試着してみる

結婚指輪は、常につけておく指輪です。
そのため、指に自然に馴染む指輪であることが理想ですよね。

自分の手には、どのような指輪が馴染むのか。
その答えを知るためには、まずは様々な素材のリングを試着してみることが大切です。

派手な色と思われがちな金色ですが、実は肌馴染みが良い色でもあります。
ですが、本当にあなたの手に馴染むかどうかは、試着してみないと分かりません。

服と同じで、ジュエリーも試着して初めて気づくことがあります。
ネットや情報誌では様々な結婚指輪の選び方が紹介されていますが、結局は自分自身の目で確かめることが、一番確実な方法なのです。

輝きが気になるなら表面仕上げを変える

ゴールドを選びたいけれど、どうしてもその煌めきが気になる場合は、表面仕上げを「鏡面」以外にするのもおすすめです。
マット加工やミルキーウェイ加工を施せば、同じゴールドであっても全体の印象はがらりと変わります。

マット加工もミルキーウェイ加工も、輝きを抑えるには最適な加工です。
また、結婚指輪を着用していると必ずついてしまう細かい傷も、鏡面仕上げよりは目立ちにくくなります。

光らない表面仕上げのゴールドで、より肌馴染みの良い、上品な一本に仕上げてみましょう。

手作り結婚指輪をゴールドで!後悔しない最高の一本を手に入れよう

手作り結婚指輪では、あなたは貴金属素材を自由に選ぶことが出来ます。
特にゴールドは様々な色味があるので、選ぶ楽しみも広がりますよね。

ですが、正しい知識を持たずにゴールド素材を選ぶと、後で後悔する可能性も。

ゴールドはどの色であっても、手作りをする上で難易度の差はありません。
ただし、ゴールドはどれも多少の変色があります。
また肌馴染みが良い金ですが、やはり最終的には、あなた自身が試着して違和感がないかを確かめる必要があります。

金は、古くから人々に親しまれてきた金属。
手作り結婚指輪の素材としても、おすすめのアイテムです。
是非あなたも正しいゴールドの知識を身に着けて、自分に一番似合う手作り結婚指輪を作成してみて下さい。

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