プロがおすすめする結婚指輪の「色」の選び方!後悔しない方法まとめ
「結婚指輪の色は、やっぱり無難にシルバーを選ぶべき?」
結婚指輪の購入時は挙式準備で忙しいため、つい無難な色を選ぼうとしていませんか?
結婚指輪の色選びは非常に重要です!
結婚指輪の色を安易に選んでしまうと、一生後悔するかもしれません。
結婚指輪の色選びは、2人の好みと、いくつかのポイントを押さえておけば、後悔のない選び方ができますよ。
今回は、当AIGIS編集部が結婚指輪を持っている既婚者200名に実態調査を実施し、結婚指輪の色選びで後悔した方のエピソードを元に、「後悔しない結婚指輪の色の選び方」をご紹介いたします。
この記事のポイント!
- 9割の人はシルバー色(プラチナ素材)の結婚指輪を選んでいる
- 「後々になってゴールドが良かった」「定番色にしておけば良かった」と後悔するパターンも
- 「肌色に合わせる」「色落ちしづらい素材を選ぶ」「ワードローブに合わせる」などが後悔しないコツ
目次
後悔しない結婚指輪の色の選び方【プロおすすめ】
結婚指輪の色選びは、世間の目を気にせず、何よりもお2人の好みを優先すべきです。
そして、お2人の好み以外にもいくつかのポイントを押さえておけば、長い結婚生活の中でも絶対後悔しない選択が可能となります。
弊社AIGISがおすすめする後悔しない結婚指輪の色の選び方は、次の5つです。
- 2人の好みをすりあわせる
- ライフスタイル
- ワードローブと合わせる
- 色落ちしづらい素材を選ぶ
- 肌色に合わせる
選び方①:2人の好みをすりあわせる
1つ目は、2人の好みをすりあわせることです。
結婚指輪は長期に渡って人の目に触れる指輪であるため、ついTPOを優先して色を選ぼうとしてしまいます。
とくに女性である花嫁はおしゃれ心で好みの色を選びたいものの、花婿が周囲の目を気にして無難な色を選ぼうとして、お互いの意見が合わないケースも少なくありません。
しかし、結婚指輪は「夫婦の絆の象徴」であるため、何よりも2人が好みを反映することが最も重要です。
花嫁と花婿、どちらにとっても一生後悔が無いよう、2人でよく話し合い、お互いの好みをすりあわせましょう。
選び方②:ライフスタイル
2つ目は、ライフスタイルを考慮することです。
仮に花嫁か花婿のどちらかが仕事上で華美な色の結婚指輪を着用しづらい場合、100%好みだけを優先してカラーを選ぶのも難しい側面があります。
2人のライフスタイルを考慮しつつ、将来的に後悔がない結婚指輪の色を選ぶには、今一度、好みや妥協できない点を整理し、改善策を考えなければなりません。
例えば、ゴールド特有の輝きが困る場合はマット加工で輝きを抑える、定番色で個性を出したい場合は内側に石を入れてみるなど、専門家にも対応策を相談してみましょう。
選び方③:ワードローブと合わせる
3つ目は、ワードローブ(皆さんの衣服)と合わせることです。
俗に結婚指輪は神聖な愛の証であるため、ファッション性を意識して選ぶものではないと言われることもありますが、装飾品の1つであることに変わりはありません。
例えば、ワードローブに華やかな服装の割合が多い方が無難なつもりで選んだ定番色の指輪を付けていると、かえってアンバランスな印象になってしまいます。
普段から華やかな服装が多い、ゴールド系のアクセサリーをたくさん持っているといった方は、とくに定番カラーを意識せず、ワードローブに合った色味を選ぶようにしましょう。
選び方④:色落ちしづらい素材を選ぶ
4つ目は、色落ちしづらい素材を選ぶことです。
結婚指輪はつけっぱなしにする前提の指輪となるため、長期間着用しているうちに汗や皮脂、化粧品や洗剤などによって変色を起こすリスクがあります。
結婚指輪は2人が好みの色を選ぶことが最良の選択肢ですが、こだわって選んだカラーの輝きが最大限に発揮できなければ、せっかくの指輪の魅力が半減しかねません。
色落ちしやすい結婚指輪の素材・カラー例としては、次のようになります。
- ピンクゴールド
- ホワイトゴールド
- シルバー
とくに若年層を中心に人気のピンクゴールドは、割金の銅の酸化で変色が起きやすい素材ですので、「色落ちリスク」も含めたカラー、素材を選ぶようにしましょう。
選び方⑤:肌色に合わせる
5つ目は、肌色に合わせることです。
結婚指輪も装飾品の1つであることを考えれば、自分の皮膚の色と合った色味を選ぶことが本来的な選び方と言えます。
おおまかには定番色が色白の方向きで、黄味がかった肌色の方にはゴールド向きとされていますが、本格的な診断を行えば、さらに肌色とのマッチ度の精度を高めることも可能です。
近頃では、ほとんどの店舗で「肌色診断」を行ってくれますので、今から結婚指輪を購入する方は、将来的な後悔を防ぐ手段の1つとして、専門店での診断を受けてみましょう。
結婚指輪の色の割合【既婚者200名に聞いてみた】
当AIGIS編集部では、既婚者200名に「結婚指輪の色」についての実態調査を実施しました。
調査結果によりますと、結婚指輪の色はシルバーが全体の「90%」を占めており、シルバー以外を選んだ方の割合は、わずか「10%」しかいません。
Q.貴方の結婚指輪は何色ですか? | 割合 |
---|---|
シルバー(主にプラチナ) | 90% |
ゴールド | 9% |
その他 | 1% |
言い換えれば、既婚者の9割がシルバー色の結婚指輪を選んでいることになります。
やはりシルバーは結婚指輪素材の定番であるプラチナの象徴カラーであり、TPOを選ばず着用できる点が多くの日本人カップルに支持されている理由と言えます。
近年、ゴールドのトレンドが再来していますが、実際にシルバー以外の色を選んだカップルはごく少数派です。
結婚指輪の色選びに後悔する6つのケース
前項のアンケート結果では、結婚指輪にシルバーカラーを選んだ方が「90%」と圧倒的多数を占めていることがわかりました。
しかし、シルバーカラーの結婚指輪を選んだカップルの購入動機を紐解いていくと、「無難だから」「普段使いしやすいから」など、好み以外の理由を挙げる意見も少なくありません。
一方で、定番色以外の色を選んだカップルも「定番色にすれば良かった」という声も挙がっているため、いかに結婚指輪のカラー選びが簡単でないという見方もできます。
ここでは、「結婚指輪の色選びに後悔する6つのケース」についてご紹介していきます。
「結婚指輪の色選びに後悔がある」と回答した方の理由としては、次のようなものが挙げられています。
後悔の理由 | 割合 |
---|---|
ゴールドが良かった | 31% |
定番色が良かった | 29% |
無難・シンプル過ぎた | 25% |
他のアクセと合わせたかった | 7% |
コンビネーションが良かった | 5% |
肌色を考慮すべきだった | 3% |
ぴぴぴ 30代女性
あまり意識せずにプラチナを購入。周りが結婚し、ゴールドが多いと華やかでいいなと思って後悔している.
しゃちょう 20代女性
他のアクセサリーと重ね付けをすることを考えて選べばよかったと思う
ぽち 20代女性
ピンクとシルバーのデザインが良かった
ひまわり 40代女性
デザインを主人に似合うかどうかを優先させたこと
とまと 50代女性
似合う色診断をしてもらったら、プラチナよりイエローゴールドのが似合うと言われた。確かにその方が肌なじみがいいし自分の好みだった。
ケース①:ゴールドが良かった
結婚指輪の色選びに後悔している理由に最も多かったのは、「ゴールドが良かった」です。
海外ではゴールドの結婚指輪が主流ですが、日本では「成金ぽい」「派手過ぎる」と敬遠されていた時期があり、現在の「プラチナ(シルバー)」主流の流れが出来上がりました。
しかし、近年ではトレンドの再来や価格相場の高騰により、ゴールドの評価が急上昇しており、むしろ「華やかなゴールドにしておけば良かった」という声が多くなっています。
ケース②:定番色が良かった
一方、定番から外れた色を選んだ方からも「定番色が良かった」という意見がみられます。
前項の調査結果のように、定番色以外の結婚指輪を選ぶカップルは、全体の1割以下しかいませんが、好みを優先したからといって「後悔ナシ」という訳ではない点が興味深いところです。
また、さらに興味深いのは、定番色以外を選んだ方の「定番色が良かった(30%)」回答と、定番色を選んだ方の「ゴールドが良かった(29%)」回答の割合がほぼ同等である点です。
ケース①と②が同じぐらいの割合である背景には、長期にわたって着用する内に手持ちの指輪の欠点が気になり、一方のプラス面に気付く、まさに結婚指輪の色選びの難しさが如実に表れていると言えます。
ケース③:無難・シンプル過ぎた
定番色を選んだ方の中には、「無難・シンプル過ぎた」点も後悔に繋がる要因の1つになっているようです。
結婚指輪の購入時は入籍・挙式準備に忙しく、指輪のデザインや色にまで気が回らず、本来の好みとは違っていても無難な選択をしてしまうことがあります。
しかし、結婚指輪は夫婦にとって一生モノの財産となるため、「とりあえず」で無難な選択をしてしまうと、後で後悔することになりかねません。
結果的に定番色に落ち着くとしても、あまりにシンプル過ぎるといずれ飽きが来ることがありますので、何かしら「2人ならでは」の一工夫が欲しいものです。
例えば、色に個性を出すのではなく、手作り結婚指輪やオーダーメイドを使って、デザインに一工夫を加えてみる、というのも1つの案です。
ケース④:他のアクセサリーと合わせたかった
ジュエリーやファッション好きのカップルの場合は、「他のアクセサリーと合わせたかった」といった意見も目立っています。
結婚指輪の購入時は、挙式での「指輪交換の儀式」だけに気がとらわれ、何十年も同じ指輪を着用している自分の姿は意外に想像できないものです。
しかし、結婚指輪を日常的に着用する装飾品の1つとして捉えた場合、手持ちのアクセサリーや洋服とのマッチ度は外せないポイントになります。
例えば、将来的に手持ちの指輪と結婚指輪を重ね付けするなど、手持ちのアクセサリーや服の色を考慮し、トータルコーディネートにマッチするカラーの結婚指輪を選ぶようにしましょう。
ケース⑤:コンビネーションにしたかった
全体の割合としては数%ほどですが、「コンビネーションにしたかった」という意見も少なからず挙がっています。
コンビネーションとは、「プラチナ+ゴールド」など、他の素材を組み合わせるリングのことで、さりげなく個性を出したい方から人気急上昇中のデザインです。
プラチナかゴールドに迷ってしまう方や、他人と差を付けたい方は、コンビネーションも選択肢の1つとして検討してみましょう。
ケース⑥:肌色を考慮すべきだった
40代以上の先輩花嫁には、「肌色を考慮すべきだった」という意見がしばしば見受けられます。
現在では結婚指輪を扱う店舗の大半で「肌色診断」を行っていますが、20年以上前までは、「肌色」が結婚指輪の色選びの要素になることが少なかったためです。
結婚指輪の色選びは必ずしも「肌色診断」だけを基準にする必要はありませんが、「自分に似合う色」の目安として専門家にアドバイスを受けてみましょう。
定番色以外の結婚指輪の購入事例
ここでは、定番色以外の結婚指輪を選んだ方の購入事例をいくつかご紹介いたします。
当AIGIS編集部では、冒頭のアンケートで「定番色以外の結婚指輪を購入した」と回答した方にお手持ちの結婚指輪の色を聞いてみました。
定番色以外の結婚指輪を選んだ方のカラーの調査結果は、次のようになります。
定番色以外のカラーは? | 割合 |
---|---|
ピンクゴールド | 93% |
シルバー×ブラック | 5% |
シルバー×ブルー | 1% |
ベージュゴールド | 1% |
れれれ 20代女性
ベージュゴールド
momo 50代女性
メレダイヤとシルバーと黒のカルティエのトリニティリング
のーら 20代女性
外はシルバーですが中にブルーのグラデーションが入ってます。
定番色以外の結婚指輪カラーのダントツ1位は、全体の「93%」の「ピンクゴールド」です。
女性らしいキュートさと儚げな雰囲気が魅力のピンクゴールドやベージュゴールドは、20代の花嫁を中心に圧倒的な人気を誇っており、「Z世代花嫁の定番カラー」になりつつあります。
2位は、スタイリッシュなカップルに人気の「シルバー×ブラック」です。
「シルバー×ブラック」や、「シルバーブルー」は、個性派でシックなファッションが好きな花嫁や花婿に厚い支持を受けています。
まとめ
今回は、結婚指輪の色の選び方、既婚者の実態調査結果と共にお話させていただきました。
まとめますと、当AIGIS編集部の調査の結果、結婚指輪の「90%」は定番色の「シルバー」(プラチナ)であることがわかりました。
結婚指輪の色選びに後悔しないためには、主に以下5つのポイントを押さえて選びましょう。
- 2人の好みをすりあわせる
- ライフスタイル
- ワードローブと合わせる
- 色落ちしづらい素材を選ぶ
- 肌色に合わせる
結婚指輪の色選びに「後悔アリ」と回答した方の理由は、次のようになります。
- ゴールドが良かった
- 定番色が良かった
- 無難・シンプル過ぎた
- 他のアクセと合わせたかった
- コンビネーションが良かった
- 肌色を考慮すべきだった
結婚指輪の色は「定番だから」という理由で選ぶのではなく、何よりもそれぞれのご夫婦の好みを優先することが重要です。
そして、好みを考慮しつつ、色落ちや肌色診断など、専門家ならではのアドバイスを受けながら検討することも後悔しない色選びのポイントとなります。
弊社AIGISでは、国内有数の高度なジュエリー資格を持つプランナーがお客様に最適な結婚指輪の色選びをお手伝いいたします。
ご相談は無料ですので、結婚指輪のご購入を検討されている方は、ぜひお気軽に店舗までお越しくださいませ。
取材協力:ミルトーク