メジャーを使って指輪のサイズを測る方法!実際の使い方も紹介
目次
メジャーを使って指輪のサイズを測ることはできる?
指輪のサイズは、メジャーや巻き尺を使って簡単に測ることができます!
ただし、メジャーで指輪のサイズを測る場合には、いくつか注意点があります。
今回は、メジャーを使って指輪のサイズを測る方法について、画像を使った実際の使い方と、気を付けたい注意点についてご紹介いたします。
メジャーを使った指輪のサイズの測り方
メジャーを使って指輪のサイズを測るには、どのようにすべきなのでしょうか。
ここでは、どこの家にでもあるメジャーを使った指輪のサイズの測り方についてお話していきます。
指輪のサイズが測れるメジャーの種類
メジャーで指輪のサイズを正確に測るには、テープ部分が柔らかい「ドレスメジャー」か「ポケットメジャー」を使う必要があります。
家庭でよく使われるメジャーは、大きく次の3種類に分かれています。
■ドレスメジャー
ドレスメジャーは巻き取りケースが付いていないソフトメジャーのことです。
お裁縫や下着の採寸などでよく使われるメジャーですね。
■ポケットメジャー
ポケットメジャーはワンプッシュボタンでテープが巻き取りできるケースが付いているソフトメジャーのことです。
幅広い用途に使われ、100均などでも売られています。
■コンベックスメジャー
コンベックスメジャーとは、スチール素材でできたハードタイプのメジャーで、家具やインテリアを計測する時に使いますが、指輪のサイズを測るには向いていません。
指のサイズを測るには、指にくるんと巻き付けられるタイプでなければ測りづらいため、必ずテープ部分が柔らかい、ソフトタイプのメジャーを選ぶようにしましょう。
家庭用メジャーで指のサイズを測る手順
ここでは、家庭用メジャーで指のサイズを測る手順についてお話していきます。
まず、ソフトタイプのメジャーを用意します。
指輪のサイズを測る目当ての指の第二関節の最も太い部分に、メジャーを巻き付けます。
指の回りにメジャーを一周くるんと巻き付けたら、メジャーの「0」の部分と重なった部分でメジャーを留めます。
メジャーは、キツ過ぎず、ゆる過ぎない適度に巻き、1回クイっと軽く引っ張ったところで計測すると、より正確に測ることができますよ。
メジャーで測ったところ、筆者の薬指のサイズは「5.5cm」(55mm)であることがわかりましたので、指輪のサイズ表にあてはめて、自分の指に合った指輪のサイズを確認します。
※日本規格の指輪のサイズ表はこちらの記事にてご紹介しています。
指輪のサイズ(号数)を測る方法を写真つきでわかりやすく解説:日本企画の指輪サイズ表
ただし、メジャーで測った数字は正確でないこともありますので、あくまで参考程度にとどめておくことをオススメします。
より正確に測りたいということであれば、専用の計測器(リングゲージ)を使うか、もしくは無料で使えるスマホアプリを使うと、より正確なサイズを測ることができます。
以下の記事で、スマホアプリを使った指と指輪のサイズを測る方法をまとめていますので、こちらの記事も合わせてご覧ください。
リングサイズメジャーで指輪のサイズを測る方法
前項では、家庭によくあるメジャーを使って指輪のサイズを測る方法についてお話いたしました。
しかし、筆者が普通のメジャーを使って指輪のサイズを測ってみたところ、たしかに測れないことはないものの、積極的におすすめできる方法ではないというのが正直な感想です。
片手でテープを留める時にちょっとしたコツがいるので、手先が不器用な方だと、なかなか正確に測れない場合もあります。
ここでは、不器用な方でも簡単に指輪サイズを測ることが出来る「リングサイズメジャー」を使って指輪のサイズを測る方法についてお話していきますね。
リングサイズメジャーとは?
「リングサイズメジャー」とは、別名「リングサイズメジャーバンド」や「リングゲージバンド」と呼ばれる指輪のサイズを測る専用の計測器です。
「リングサイズメジャー」は、Amazonなどのネット通販なら「100円前後」と、非常に安く手に入れることができます。
ただし、ネット通販の「リングサイズメジャー」は、海外向けが多いため、国内ブランドの指輪の購入を検討している場合は、日本規格の「リングサイズメジャー」を選ぶのがおすすめです。
普通のメジャーで指のサイズを測ろうとすると、テープを留めておく時にブレたりしますが「リングサイズメジャー」には留め具が付いているので、手ブレの心配もありません。
「リングサイズメジャー」は、プラスチック製で重さも軽く、サイズもコンパクト、いつでも持ち運んで、デート中でも、どこでも指輪のサイズを正確に測ることができますよ。
リングサイズメジャーで指のサイズを測る手順
では、このリングサイズメジャーで指のサイズを測る具体的な方法をご紹介していきますね。
購入したい指輪のブランドに合わせた「リングサイズメジャー」を用意します。
自分の指輪のサイズにおおよそ近いサイズに合わせ、「リングサイズメジャー」で輪っかを作りましょう。
ここでは、「9号」スタートで輪っかを作ってみます。
バンドをずらしながら、「9号」のところまで留め具を調整。
「9号」に合わせた輪っかを目当ての指にかけ、第二関節の一番太い部分までずらしてはめていきます。
次に輪っかをはめたり、抜いたりして、サイズが合っているかを確認しましょう。
自分に合った指輪のサイズは、はめる時はスっと入るものの、抜くときは若干抜きづらい程度のサイズがベストです。
筆者の薬指は、「9号」でキツかったので、輪っかを指から外し、次に「10号」に再調整して、もう一度輪っかを抜き差ししてみます。
結果、筆者の薬指には「10号」サイズがぴったりであることがわかりました。
このように、皆さんの指が何号のサイズがちょうど良いのか、ぜひ確認してみてください。
メジャーを使って指輪のサイズを測る場合の注意点
メジャーを使って指輪のサイズを測るには、いくつか注意しなければならないことがあります。
メジャーを使って指輪のサイズを測る場合の注意点は、次の3つです。
- 指がむくんでいる時は避ける
- 時間帯を変えて何回か測ってみる
- 力加減に注意する
注意点①:指がむくんでいる時は避ける
1つ目は、指がむくんでいる時は避けることです。
自分自身が立っている時、指は常に下の方向に降ろしていることが多く、重力で水分が下に溜まっていくことから、体の中でもむくみやすい部位の1つだと言えます。
指がむくんだ状態で指輪のサイズを測ると「+0.5~1cm」の誤差が起こりやすく、正確なサイズを知ることができません。
指のむくみは「お酒を飲んだ前後や塩分を摂り過ぎた時」や「冷房や外気の寒さで血液循環が滞りやすい夏や冬」によく起こります。
指がむくんでいる状態で、指輪のサイズを測るのは避けるようにしましょう。
注意点②:時間帯を変えて何回か測ってみる
2つ目は、時間帯を変えて何回か測ってみることです。
実は指は、むくみによって、1日の間に太さが微妙に変化するのです。
そのため、測る時間帯によって「0.5~1号」程度サイズに誤差が表れることも珍しくありません。
一般的には夜眠っている間に心臓から運ばれてくる血液や水分の量が増える「朝起きたばかりの時間」と、「夕方から夜にかけての時間帯」が最もむくみやすいとされています。
指がむくむ時間帯には個人差もありますが、指輪のサイズを測る時は1日に時間帯を変えて何度か測ってみて、その平均の号数を選ぶことをオススメします。
注意点③:力加減に注意する
3つ目は、力加減に注意することです。
メジャーをきつく巻き過ぎると小さ目になってしまいますし、ゆるく巻き過ぎると、大き目サイズになってしまいます。
メジャーで指輪のサイズを測る時は、指にくるんとメジャーを巻き付けた後、若干クイっと軽く引っ張って留める程度の力加減をキープするようにしましょう。
まとめ
今回は、メジャーを使って指輪のサイズを測る方法について、実際の使い方を詳しくお話させて頂きました。
まとめますと、メジャーを使った指輪のサイズの測るには、次の5つの手順で行います。
- テープ面が柔らかいソフトメジャーを使用する
- 目当ての指の第二関節の太い部分に巻き付ける
- メジャーが重なった部分の数字を確認する
- キツ過ぎず・ゆる過ぎずの力加減をキープする
- 計測した数字を指輪のサイズ表にあてはめる
メジャーを使って指輪のサイズを測る場合の注意点は、次の3つです。
- 指がむくんでいる時は避ける
- 時間帯を変えて何回か測ってみる
- 力加減に注意する
指輪のサイズは、家にあるメジャーを使って簡単に測ることができますが、上記の注意点に気を付けて測ることが肝心です。
もし、普通のメジャーでやりにくかった場合は、指輪のサイズを測るのにぴったりの「リングメジャーバンド」を購入して測ってみましょう。