プラチナの結婚指輪で後悔しないために購入前に覚えておくべきこと・まとめ
「プラチナの結婚指輪を選ぶと後悔する?」
「プラチナの結婚指輪は定番で無難なはずなのに、なぜ後悔することがあるの?」
プラチナの結婚指輪は無難な選択肢だからこそ「後悔」することがあるんです。
プラチナの結婚指輪で後悔しないためには、強度やデザイン、好み、将来的な事など様々な点を考慮しましょう。
今回は、当AIGIS編集部がプラチナの結婚指輪を持っている先輩花嫁の意識調査を実施し、プラチナの結婚指輪で後悔した方のエピソードを元に、後悔しないプラチナの結婚指輪を選び方のポイントをご紹介いたします。
この記事のポイント!
- 「思ったより傷つきやすい」「ツヤがなくなる」「シンプルすぎる」などがプラチナで後悔した主な理由
- 対策としては「小さめのダイヤを入れる」「コンビネーションリングを選ぶ」など飽きのこない工夫を取り入れる
- 世界に1つしかないデザインのプラチナ結婚指輪を作りたいならAIGISの3種のコースが最適
目次
プラチナの結婚指輪に後悔はある?【先輩花嫁100名の回答】
当AIGIS編集部では、プラチナの結婚指輪を選んだ先輩花嫁100名に「後悔アリ・ナシ」についての意識調査を実施しました。
調査結果によりますと、プラチナの結婚指輪で後悔した方は「10%」、後悔してない方は「90%」です。
Q.プラチナの結婚指輪に後悔はある? | 割合 |
---|---|
ない | 90% |
ある | 10% |
プラチナの結婚指輪は「つまらない」「飽きが来る」など時折否定的な意見も見受けられますが、実際にプラチナを選んだ先輩花嫁の大半が「後悔ナシ」と回答しています。
昨今では、プラチナ以外の結婚指輪もたくさん登場していますが、依然としてプラチナの結婚指輪は日本人の定番素材であることがわかります。
プラチナの結婚指輪に後悔した5つの理由
前項のアンケート結果では、プラチナの結婚指輪を選んだ方の「90%」が「後悔無し」であることがわかりました。
しかし、少数派ではあるものの、プラチナの結婚指輪を選んだ方の中に「多少の後悔がある」方が「10%」ほどいたのも事実です。
今から結婚指輪を購入する方にとっては、プラチナを選ぶことで後悔するとすればどういったことなのか、気になりますよね。
「プラチナの結婚指輪に後悔がある」と回答した方の理由としては、次のようなものが挙げられています。
後悔した理由 | 割合 |
---|---|
思ったより傷つきやすい | 68% |
ツヤが無くなる | 12% |
シンプル過ぎて飽きが来る | 8% |
ゴールドの価値の高騰 | 7% |
ワードローブと合わない | 5% |
ぷうぴい 40代女性
傷がつきやすい 艶がなくなった
Purachan 40代女性
デザインに飽きてきた
包子 30代女性
普段のジュエリーがゴールド系が多いから
yoppy 40代女性
ゴールドにすれば良かったかなと 少し思う..金の価格が上がっているので
プラチナの結婚指輪に後悔したという方の理由をまとめますと、おおまかに次の5つのような声が挙がっています。
- 思ったより傷つきやすい
- ツヤが無くなってくる
- シンプル過ぎて飽きが来る
- ワードローブや好みと合わない
- ゴールドの価値の高騰
理由①:思ったより傷つきやすい
1つ目は、「思ったより傷つきやすい」点です。
プラチナは高価で稀少性の高い金属ですが、柔らかく、傷に弱い特性を持ちます。
とくに純度の高いプラチナほど強度が下がるため、着用頻度が高い方ほど早期に小さい傷が気になり始めるようになります。
理由②:ツヤが無くなってくる
2つ目は、ツヤが無くなってくる点です。
プラチナは錆びにくく、変色しにくいことで「結婚指輪向きの素材」と言われていますが、決して「100%変色しない」訳ではありません。
いくら純度の高いプラチナでも、長期間つけっぱなしにしていると、汗や皮脂でくすみ始めるため、ツヤや輝きを保つには、定期的なお手入れが必要になります。
理由③シンプル過ぎて飽きが来る
3つ目は、シンプル過ぎて飽きが来やすい点です。
プラチナの結婚指輪は、シンプルであるがゆえにTPOを選ばず着用しやすいところが多くの日本人に受けいれられている事は間違いありません。
しかし、結婚指輪を1つの装飾品として捉えた場合、あまりにシンプル過ぎると飽きが来やすく、将来的に物足りなくなってくることも考えられます。
理由④ワードローブや好みと合わない
4つ目はワードローブや好みと合わないことです。
日本人の結婚指輪と言えば、もはやプラチナが定番になっているため、本人の好みとは別に周囲や店舗から「無難な選択肢」としてプラチナを勧められることが少なくありません。
しかし、結婚当初のセレモニーが一通り片付いてしまえば結婚指輪も「手持ちの装飾品」の1つになります。
とくに花嫁にとって手持ちジュエリーにゴールドが多かったり、ゴールドとマッチしやすいワードローブが多いようであれば、プラチナを選ぶと後悔する可能性が高くなります。
理由⑤ゴールドの価値の高騰
5つ目は、ゴールドの価値の高騰です。
近年、世界的な金需要の高まりにより、ゴールドの価値が上昇しています。
金相場の高騰がいつまで続くは不透明ですが、結婚指輪に資産価値を求めている方にとっては、より価値の高そうな素材にすれば良かったという後悔が垣間見えます。
後悔しないプラチナの結婚指輪の6つの選び方
定番で無難なはずのプラチナの結婚指輪を選ぶ上で後悔しないためには、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
後悔しないプラチナの結婚指輪の選び方のポイントは、次の6つです。
- ハードプラチナを選ぶ
- 花婿と花嫁で素材を分ける
- 小さ目のダイヤ・誕生石を入れる
- コンビネーションリングを選ぶ
- オーダーでカスタマイズする
- 専門工房で手作りする
選び方①:ハードプラチナを選ぶ
プラチナ特有の「傷つきやすさ」が気になる方は、なるべくハードプラチナを選ぶ方がベストです。
ハードプラチナとは、5~10%程度の他金属を割金として使って強度を高めたもののことを指します。
プラチナリングの割金に使われる金属としては、パラジウムやルテニウムがよく知られており、強度優先ならルテニウム入りのハードプラチナが推奨されています。
選び方②:花婿と花嫁で素材を分ける
花婿と花嫁で素材の好みが別れる場合は、それぞれの素材を分けて結婚指輪を注文することも可能です。
一般的に、結婚指輪を選ぶ際、男性である花婿はシンプルなプラチナを好む傾向が強く、華やかなデザインを好む花嫁の場合にはお互いの好みが合わないことも珍しくありません。
結婚指輪は「夫婦で同じデザイン、素材を選ぶもの」という概念が強くありますが、近年ほとんどのブランドでは、ペアで素材を分けている指輪も多く発売されています。
結婚指輪は夫婦で一生大切にする前提の指輪であるため、双方に後悔が残らないものを購入することが一番ですので、お互いの好みが分かれる場合は、素材違いの商品の購入も検討してみましょう。
選び方③:小さ目のダイヤ・誕生石を入れる
シンプルなプラチナリングには、小さ目のダイヤや誕生石を入れるだけでも、唯一無二感を演出することができます。
装飾無しのプラチナリングはリーズナブルで、シーンを選ばず着用できることが最大のメリットですが、花嫁にとっては「イマイチ物足らない感」がでる可能性も否定できません。
例えば、お仕事上の理由で華美なデザインの指輪が付けられない方でも、内側にさりげなく小さ目の石を埋め込むだけでささやかな「おしゃれ願望」を満たすことができます。
選び方④:コンビネーションリングを選ぶ
近頃では、プラチナと他素材を組み合わせたコンビネーションリングも人気です。
結婚指輪のコンビネーションリングの人気No.1は、プラチナとゴールドの組み合わせで、
店舗によってはジルコニウムやチタンと組み合わせたデザインも発売されています。
プラチナオンリーのリングでは飽きや物足らなさが不安になりますが、コンビネーションにすれば、どんなワードローブにも合わせやすく、おしゃれの幅が広がりやすくなります。
選び方⑤:オーダーでカスタマイズする
他人と被らないプラチナリングをお求めの方は、オーダーでカスタマイズしてみるのもおすすめです。
そもそも国内で発売されている既製品の結婚指輪は、日本人が普段使いしやすい事を前提にデザインされているため、シンプルさを重視して作られているものが大半を占めます。
同じプラチナリングでも、セミオーダーやフルオーダーで好みのデザインにカスタマイズすれば、スタイリッシュで個性的なプラチナの結婚指輪を手に入れることができます。
選び方⑥:専門工房で手作りする
唯一無二のプラチナの結婚指輪を手に入れたい方は、いっそのこと専門工房で手作りする選択肢もあります。
手作り結婚指輪は、「安っぽい」といったイメージを抱く方もいますが、専門技術者が常駐している工房を選べば、既製品と同等のプラチナの結婚指輪を制作することが可能です。
夫婦共同で取り組む結婚指輪作りは、一生の思い出になるだけでなく、世界で1つだけのプラチナリングを手に入れることができるため、より思い入れが強くなります。
結婚指輪のオーダーメイド・手作りはAIGISにお任せください
当AIGISでは、手作り結婚指輪をお作りいただけるサービスと、結婚指輪のオーダーメイドコースをご用意しております。
AIGISの東京・表参道店と千葉市内の店舗には、国内に20名しかいない高度なジュエリー資格を持つプランナーと、国家資格である一級技能士を持つクラフトマンが常駐。
ジュエリーのプロフェッショナル達が「世界に1つしかない」オリジナルの結婚指輪を制作するサポートをさせていただきます。
結婚指輪のオーダーメイドや手作りをご検討されている方は、ぜひお気軽にAIGISまでお問い合わせくださいませ。
まとめ
今回は、プラチナの結婚指輪について、先輩花嫁の実態調査結果と共にお話させて頂きました。
まとめますと、当AIGIS編集部の調査の結果、プラチナの結婚指輪を選んで後悔した方はわずか「10%」で、全体の「90%」が後悔していないことがわかりました。
プラチナの結婚指輪に「後悔アリ」と回答した方の理由は、次のようになります。
- 思ったより傷つきやすい
- つやが無くなってくる
- シンプル過ぎて飽きが来る
- ワードローブや好みと合わない
- ゴールドの価値の高騰
プラチナの結婚指輪に後悔しないためには、主に以下6つのポイントを押さえて選びましょう。
- ハードプラチナを選ぶ
- 花婿と花嫁で素材を分ける
- 小さ目のダイヤ・誕生石を入れる
- コンビネーションリングを選ぶ
- オーダーでカスタマイズする
- 専門工房で手作りする
結婚指輪は「無難だから」という理由で選ぶのではなく、それぞれのご夫婦が好きな素材、デザインのものを購入することが一番です。
とくに女性にとって結婚指輪は装飾品の一部になるため、ご自身が気に入った素材やデザインのものを選ぶ方が後々後悔しない可能性が高まります。
同じプラチナの結婚指輪を購入するにも様々な選択肢がありますので、長きにわたって大切にできるプラチナの結婚指輪を購入するには、ジュエリーに精通するプロに納得いくまで相談するようにしましょう。