結婚指輪のシルバーとプラチナの違いは?高級感や品質などを徹底比較
目次
結婚指輪の素材はシルバーとプラチナが代表格
「プラチナとシルバーは何が違うの?」
「シルバーを選ぶと安っぽく見える?」
結婚指輪の素材にも多くの種類がありますが、その中でも人気が高いのが「プラチナ」と「シルバー」です。
しかし、シルバー・プラチナいずれも、似たような色味と見た目なので、何が違うのか疑問を感じている方もいるでしょう。
- シルバーとプラチナの違い
- シルバーリングのメリット・デメリット
- プラチナリングのメリット・デメリット
- 結婚指輪ではシルバー・プラチナのどっちを選ぶべき?
この記事では、以上の疑問にお答えします。
結婚指輪によりふさわしい素材はどちらなのかについてもまとめていくので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚指輪はシルバー・プラチナのどちらが良い?
結論から言いますと、シルバーとプラチナでは、以下のような特徴と違いがあります。
シルバーリングの特徴
- 比較的安価で、予算が抑えられる
- 強度はプラチナよりも低く、黒ずみなどの変色が多い
- ファッションリングやペアリングとして付ける人が多い
- 結婚指輪にシルバーを利用する人は比較的少ない
プラチナリングの特徴
- 希少価値が高く、輝きにも高級感がある
- 傷がつきにくく、長期間に渡って安心して使用できる
- シルバーと比べると非常に高価で、費用がかかる
- 結婚指輪としては、プラチナが使われることが圧倒的に多い
シルバーリングは比較的安価で手に入りやすい素材なので、ファッションやペアリングで楽しんでいる方が多く見られます。
結婚指輪で使用される頻度としては少ないでしょう。
一方でプラチナは希少な素材のため高価ではありますが、シルバーと比べて非常に耐久性が高く、長期間に渡って使っていけるため、結婚指輪では非常に多く選ばれています。
シルバーとプラチナの違いを徹底比較
更に詳しく、早速シルバーとプラチナの違いを、以下の5つのポイントから徹底比較して解説していきます。
- 色の違い
- 価値
- 強度
- お手入れ方法の違い
- 錆びやすさ
①色の違い
まずは色の違いから見ていきましょう。
プラチナは「白銀」とも呼ばれており、希少価値が高い金属です。
酸化しづらい性質を持っており、美しく透明感のある色味が特徴です。
一方でシルバーは、可視光線の反射度が金属の中でも高い傾向にあるため、キラキラとした華やかな色味を持っています。
色の違いで言えばそこまで大きな差はありませんが、プラチナの方が上品で濁りのない美しい輝きを誇っているでしょう。
②価値
高級感や品質で比較すると、圧倒的にプラチナの方が勝っています。
プラチナは原鉱石1tから約3gしか取れないため、希少価値が高いです。
シルバーは市場にも多く出回っており、手に入りやすい素材です。
海外相場や為替、需要などで相場は異なりますが、プラチナとシルバーの価格相場で言えば何十倍もの差が開くこともあります。
③強度
次に強度で比較してみましょう。
プラチナは金属としては比較的柔らかい性質を持っており、そのため小さな傷がついてしまうこともありますが、プラチナでは細かな傷が時間とともに独特の輝きに変わっていくという特徴があります。
また長期間経っても変色しづらく、輝きが持続するというメリットもあります。
シルバーは、プラチナよりもさらに柔らかい素材で、傷がつきやすくなっています。
また、柔軟性があるからこそ幅広いデザインに対応できるのもメリットですが、摩耗も激しいという側面もあります。
また、長期間使っていると黒ずむなどの変色も起きやすい素材です。
④お手入れ方法の違い
プラチナとシルバーでは、お手入れの方法にも違いがあります。
プラチナのお手入れ手順
-
- 柔らかい布で表面の汚れを拭き取る
- ボウルに水かぬるま湯を入れて、中性洗剤を混ぜる
- 歯ブラシや柔らかい綿棒でリングの気になる部分を磨く
- 洗剤を洗い流し、柔らかい布でやさしく拭く
シルバーのお手入れ手順
-
- ボールの内側をアルミホイルで覆い、リングがひたるくらいのお湯を注ぐ
- 水の3分の1程度の量の重曹を入れる
- 10分程度放置する
- 取り出してリングを洗う
- 水分が残らないように、柔らかい布でやさしく拭く
お手入れの手間で比較すると、プラチナもシルバーもそこまで差はないと考えて良いでしょう。
⑤錆びやすさ
プラチナは酸やアルカリに強い性質を持っているため、他の金属と比べても錆びにくいのが特徴です。
他の物質に触れても、変色する心配は少ないでしょう。
また、シルバーもほとんど錆びる心配はありません。
ただしシルバーの場合は、お手入れせずに放置しておくと徐々に表面が黒ずんで、変色します。
これは汗や皮脂、空気中の水分に含まれている硫化水素などに触れることで、表面が硫化して硫化銀が発生してしまうからです。
プラチナもシルバーも基本的には錆びにくいですが、シルバーは変色しやすい性質があるので注意が必要です。
結婚指輪のシルバーとプラチナの比較表
わかりやすくシルバーとプラチナの違いを、比較表でまとめておきます。
素材 | シルバー | プラチナ |
---|---|---|
色の違い | 華やかな輝き | 上品で透明感のある美しい輝き |
価値 | 価値は普通 | 希少価値が高い |
強度 | △ | ◎ |
お手入れ方法 | 重曹で洗う | 中性洗剤で洗う |
錆びやすさ | 錆びにくいが変色しやすい | 錆びにくく、変色もしづらい |
シルバーリングのメリット
シルバーリングのメリットは、以下の4つです。
- 柔軟性があるからデザインの幅が広い
- 軽い付け心地
- 華やかな輝きを楽しめる
- リーズナブルな価格で購入できる
シルバーはアクセサリーに加工するときに他の金属を混ぜて合金にするほど、柔らかさがある素材です。
柔軟性に優れており加工しやすいので、シンプルなものからユニークなものまで、デザインの幅が広いのが大きなメリットです。
他の素材では加工が難しいデザインでも、シルバーなら叶えられるでしょう。
また、他の金属と比べてもシルバーは軽いので、つけ心地が軽い金属です。
毎日身に付けるものだからこそ、ストレスなく指輪をつけたい方に向いています。
華やかな輝きが特徴的なシルバーですが、プラチナと比べてもリーズナブルな価格で手に入れられるので、予算を抑えられるのもポイントの1つです。
シルバーリングのデメリット
シルバーリングには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
- 変色しやすい
- 定期的なお手入れが必要
シルバーリングはプラチナと同じく錆びにくいのが特徴ですが、変色しやすいというデメリットがあります。
基本的にシルバーアクセサリーには黒ずみ防止のコーティング加工がされています。
しかし、空気に触れるうちにどんどん黒ずんでしまうため、最初の輝きが失われてしまうこともあります。
また、温泉や汗に触れると硫化して黒く変色する場合もあります。
華やかな輝きを維持したい場合は、定期的なお手入れが必要です。
日ごろから柔らかな布やクロスでやさしく磨き、黒ずみを予防しましょう。
シルバー専用クリーナーも販売されているので、黒ずみが気になる場合はクリーナーを使ってお手入れする方法もあります。
プラチナリングのメリット
結婚指輪の代表格として不動の人気を誇っているプラチナリング。
プラチナリングには、以下の4つのメリットがあります。
- 傷が目立ちにくい
- 変色しづらい
- 加工しやすい
- 金属アレルギーを起こしにくい
プラチナは特性上、万が一傷が付いても目立ちにくいのがメリットです。
結婚指輪は毎日身に付けるものですから、どうしてもどこかにぶつけたり、擦ったりすることもあるでしょう。
しかし、すでにご紹介した通り、そうした日常の小さな傷も含めて、独特の輝きを持つため、美しさが劣化しづらい特徴があります。
また、汗やアルカリに強い金属のため、温泉に入ったり、汗をかいたりしても変色する心配はほとんどありません。
温泉に入ったり、スポーツをしたりするたびにつけたり、外したりしなくても良いので、毎日身に付ける結婚指輪にはふさわしい素材だと言えるでしょう。
さらに、プラチナは柔軟性もあるため、加工がしやすい素材の1つです。
デザインの幅が広いため、様々なデザインの結婚指輪が存在するため、自分好みの結婚指輪を見つけられるでしょう。
プラチナリングのデメリット
プラチナリングには多くのメリットがあるのですが、希少価値が高い素材のため、比較的値段が高いのがデメリットです。
素材自体の値段が高いため、デザインにこだわるほどさらに価格も上がっていくでしょう。
予算を抑えて、新婚旅行や結婚式の資金に回したい方にとっては、プラチナの金額の高さは難点かもしれません。
しかし、値段が高い分長持ちしやすく、一生ものとして使用できるのがプラチナの魅力です。
値段が高いイメージがあるかもしれませんが、コストパフォーマンスに優れているでしょう。
まとめ:AIGISでプラチナの手作り結婚指輪をつくるのもオススメ
一生身に付ける結婚指輪だからこそ、後悔せず納得できる指輪を選びたいものですよね。
結婚指輪選びに後悔したくない方は、ぜひ手作り結婚指輪を検討してみてはいかがでしょうか?
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AIGISでは、プラチナ・ゴールド素材での結婚指輪をメインにご提案しています。
それらの素材を店舗で実際に見たり、触ったりした上でどちらの素材にしようか決められます。
もちろん、仕上げは経験豊富なスタッフが行ってくれるので安心です。
好きな素材とデザインを組み合わせられるので、納得のいく結婚指輪にできるでしょう。
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